一言でオフショア開発といっても、業種や会社によってオフショア開発先は様々です。
もちろん各国によってメリット・デメリットがありますので、その特徴をしっかり考慮した上で進出先を決めないと後々後悔する可能性も高くなってしまいます。

 

今回は、日本のオフショア開発ブームの火付け役となった中国をご紹介いたします。

 

【中国のメリット】

・日本とのオフショア開発との歴史が長く、オフショア開発に慣れた現地スタッフが豊富。
・ITインフラの整備がオフショア開発先の中でも進んでいる。
・小型案件から大型案件まで幅広く対応できる。
・日本と距離が近い。時差も1時間とあまりない。
・オフショア開発先の中でも日本語能力に長けた人材が多い。

 

【中国のデメリット】

・人件費が上昇しており、オフショア開発先の中ではコストが特に高い。
・既に大手企業が進出しているので、優秀なエンジニアを確保し辛い。
・離職率が高めで、少しでも給料の良いところへ転職しやすい。
・反日デモなど、国際問題の情勢で事業を続けられなくなる可能性がある。

 

【まとめ】

日本のオフショア開発先として長いので、ノウハウのある現地スタッフが多いというのが特徴です。ただし、既に大手企業が進出していますので、優秀なエンジニアを新たに確保するのは難しくなってきています。加えてエンジニア単価も上昇が続いており、オフショア開発の本来の目的である開発コスト削減はややし辛くなってきています。

 

チャイナリスクの一つとしてよく挙げられる反日デモについては、開発現場において影響があったということは聞きません。しかし、この先どうなるか不透明というのは事業をするにあたってリスクが高いです。

 

今でも既に始まっていますが、チャイナリスクを考慮に入れた企業が東南アジアへオフショア開発先を変更していくという流れは今後も続いていくと考えられます。