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ベトナム人のお金への執着は、他の東南アジア諸国と比べても高いといえるのではないかと思います。例えば、お隣のタイではタクシーの代金が1バーツや3バーツ足りなかったとしても、いらないと言われることが少なくありません。1バーツでも多く稼ぐというより、そんな小銭を持っていてもしょうがない、という意識が強いのでしょう。

一方のベトナムでは、1000ドン単位できっちりと支払わなければ怒りを買います。タイと比べても貧困国で、そのうえ物価水準も大きく変わらないとなると、仕方のないことなのかもしれません。

そんなお金への執着は、当然給与にも向けられます。簡単に言えば、給料払いの良い会社を見つければ、簡単に就職してしまうということです。例えば今の会社で400ドルもらっているベトナム人が450ドルで似たような仕事を見つけたら、普通に転職をします。

しかし、転職先の会社が思ったよりもよくなかった場合は、居心地のよかった前の会社に当たり前のように戻ろうとします。しかも、願わくば転職先の給与よりもさらに多くの給与を求めて。

どうしても手放したくないスタッフがいるのであれば、給与を少しずつ上げてつなぎとめていくしかないですね。しかし、辞めるというたびに給与を上げていると足元を見られてしまいますので、ベトナム人スタッフの管理はなかなか難しいものです。