2011

ベトナム旅行に来られる日本人の多くが体験するのが、ベトナムでの「ぼったくり」です。ぼったくりとは、商品やサービスを相場より高い価格で提供されることを指します。しかし、果たしてそれがベトナムの文化に当てはまるのでしょうか?

 

最近はベトナムでも物の価格が決まりつつありますが、ひと昔前までは「定価」という概念がありませんでした。現在も市場などに行くと「定価」が決まっていないものが多いですので、「相場より高い価格で提供される」というぼったくりの定義には当てはまらないことになります。

 

例えば、現地人には1ドルで売られているものを10ドルで吹っ掛けられたとしましょう。価格交渉して3ドルまで下がった場合、10ドルに比べると非常に得をしたという気分で買い物をすることができます。つまり、その時点では3ドルという価格に満足してその商品を購入するわけです。

 

定価が存在しない市場での買い物は、お店の人もお客さんも、自由に価格交渉するのが当たり前なのです。決められた価格で買いたいのであれば、「定価」という概念ができているスーパーやデパートでの買い物を楽しむようにしましょう。