1.基幹システム開発会社の比較一覧表
基幹システム開発会社は、得意領域や対応範囲、開発規模などによって強みが大きく異なるため、自社の目的や課題に合った会社を選ぶことが重要です。
ここでは主要な基幹システム開発会社の特徴や対応範囲、費用感の目安を比較できるように表にまとめました。
自社に合った開発会社選びの参考にしていただければ幸いです。
比較表で使用している項目の意味
- 得意領域:どの分野の開発に強みがあるか
- 開発規模:対応できるプロジェクトの大きさ
- 対応工程:どのフェーズから依頼できるか
- 実績・業界:どの業界・業務の開発経験があるか
- 向いている企業:どんな企業と相性が良いか
- 予算感:おおよその費用目安
1-1.初めて基幹システムを導入したい企業向け
| 会社名 | 得意領域 | 開発規模 | 対応工程 | 実績・業界 | 向いている企業 | 予算感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オルグローラボ株式会社 | 業務システム開発、DX支援、AI活用、要件定義前の課題整理 | 小規模〜中規模 | 課題整理・要件定義・設計・開発・保守 | 制作・開発7000プロジェクト以上、AI機能・業務支援 | 社内にIT担当がおらず要件整理から任せたい企業、売上支援も視野の企業 | 500万〜2,000万円前後 |
| 株式会社ITブレイド | 基幹システム開発特化、既存システム改修・改善 | 小規模〜中規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 製造業・流通業などの基幹システム実績 | 基幹システムに特化して依頼したい企業、既存システムの改善も視野にある企業 | 500万〜3,000万円前後 |
| インフォニック株式会社 | システム連携、全体最適設計、DX支援、マルチベンダー対応 | 中規模〜大規模 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 20年以上の実績、業界横断、システム統合・自動化など | 既存システムを活かしながら導入したい企業、全体最適を重視する企業 | 2,000万〜8,000万円前後 |
| 株式会社GIG | Webシステム開発、DX支援、マーケティング連携、先端技術活用 | 小規模〜中規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界横断、Web・業務システム双方の実績 | システム+マーケティング・Web戦略も含めて最適化したい企業 | 500万〜3,000万円前後 |
1-2.ERP・基幹システムを全社最適で構築したい企業向け
| 会社名 | 得意領域 | 開発規模 | 対応工程 | 実績・業界 | 向いている企業 | 予算感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社フロントエンド | ERPフルスクラッチ開発、基幹業務統合、原価計算・リアルタイム管理 | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 製造・物流・販売など基幹業務全般、ERP統合実績 | 部門ごとに分断されたシステムを統合し、全社最適化したい企業 | 2,000万〜8,000万円前後 |
| テンファイブ株式会社 | ERP導入支援、既存システム刷新、クラウド、拡張前提のシステム構築 | 中規模〜大規模 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界横断、ERP導入・レガシー置換・クラウド統合実績 | 既存システムを刷新しながら、成長に合わせて拡張できる基盤を作りたい企業 | 2,000万〜8,000万円前後 |
| 株式会社クレオ | ERPパッケージ、人事・会計・購買など管理部門システム、DX基盤構築 | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 40年以上、公共・製造・流通など幅広い業界実績 | 安定性・実績重視で、管理部門を中心に全社最適化したい企業 | 2,000万〜1億円前後 |
| SIA株式会社 | スクラッチ開発、ERP・基幹構築、業種特化カスタマイズ、クラウド | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 製造・物流・ECなど多業種、独自要件システム実績 | パッケージでは対応できない独自業務に合わせてERPを構築したい企業 | 1,000万〜5,000万円前後 |
1-3.既存システムの刷新・クラウド移行を進めたい企業向け
| 会社名 | 得意領域 | 開発規模 | 対応工程 | 実績・業界 | 向いている企業 | 予算感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ウルシステムズ株式会社 | DX戦略、基幹刷新、ITコンサル、要件定義支援 | 大規模中心 | 構想策定・要件定義・設計・開発 | 大企業中心、基幹システム刷新・DX案件多数 | 全社規模でシステム刷新を進めたい企業、失敗できない大規模プロジェクト | 5,000万〜数億円 |
| 株式会社クロスクラウド | クラウド移行、システム統合、インフラ最適化 | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界横断、クラウド移行・システム統合実績 | オンプレからクラウドへ移行したい企業、複数システムの統合を進めたい企業 | 2,000万〜8,000万円前後 |
| 株式会社一創 | 業務システム刷新、既存資産活用、フルスクラッチ開発 | 中規模中心 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 製造・流通・業務系システム実績 | 既存システムを活かしながら段階的に刷新したい企業 | 1,000万〜5,000万円前後 |
| TIS株式会社 | 大規模基幹システム構築、クラウド移行・DX推進、システム統合 | 大規模中心 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 金融・製造・流通など大手企業多数 | 大規模・多拠点のシステムを統合・刷新したい企業、信頼性重視の企業 | 5,000万〜数億円 |
1-4.業種・業務に合った基幹システムを作りたい企業向け
| 会社名 | 得意領域 | 開発規模 | 対応工程 | 実績・業界 | 向いている企業 | 予算感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社パブリックリレーションズ | 業種特化型システム開発、業務改善支援、スクラッチ開発 | 小規模〜中規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界特化の業務システム、業務改善プロジェクト実績 | 業界特有の機能・要件があり、自社業務にフィットしたシステムを構築したい企業 | 500万〜3,000万円前後 |
| 株式会社イー・ウエスト | 業務システム開発、業種特化型支援、柔軟なカスタマイズ | 小規模〜中規模 | 要件定義・設計・開発・保守 | 中小企業向け業務システム、業界横断の実績 | 中小規模で自社業務に合わせたシステムを導入したい企業 | 500万〜2,000万円前後 |
| 株式会社第一コミュニケーショントラスト | 業務効率化システム、業種特化型システム開発、DX支援 | 中規模中心 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界特化型の業務システム、DX支援実績 | 業務プロセス改善を含めてシステム導入したい企業 | 1,000万〜5,000万円前後 |
| 株式会社アブストラクト | カスタマイズ型業務システム、柔軟な設計、業種特化型システム開発 | 小規模〜中規模 | 要件定義・設計・開発・保守 | 業界横断、独自要件のシステム開発実績 | 既存パッケージでは対応できない独自業務をシステム化したい企業 | 500万〜3,000万円前後 |
| 株式会社GeNEE | DX支援、業務システム開発、先端技術活用(AI・クラウド) | 中規模中心 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 業界横断、DX・AI活用プロジェクト | 業務改善とDX化を同時に進めたい企業 | 1,000万〜5,000万円前後 |
1-5.実績・対応力を重視して失敗を避けたい企業向け
| 会社名 | 得意領域 | 開発規模 | 対応工程 | 実績・業界 | 向いている企業 | 予算感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社システナ | 業務システム開発、クラウド移行・インフラ構築、業務自動化(RPA) | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 金融、公共、通信、Webなど幅広い業界、総合ITサービス実績 | 開発後の運用・サポートまで含めて安定した体制で任せたい企業 | 2,000万〜8,000万円前後 |
| SCSK株式会社 | ERP導入、基幹システム刷新、クラウド移行・データ基盤構築、DX推進 | 大規模中心 | コンサル・要件定義・設計・開発・運用保守 | 金融、製造、流通など大手企業多数、ERP・基幹システム導入実績豊富 | 大規模・多拠点の基幹システム導入で失敗を避けたい企業 | 5,000万〜数億円 |
| 株式会社NTQジャパン | 業務・基幹システム開発、既存システム刷新、クラウド移行 | 中規模〜大規模 | 要件定義・設計・開発・運用保守 | 製造、小売、物流、医療、金融など幅広い業界 | コストを抑えつつ、実績ある体制で基幹システムを刷新・開発したい企業 | 1,000万〜5,000万円前後 |
2.初めて基幹システムを導入したい企業向け
2-1. オルグローラボ株式会社

おすすめポイント
- 要件定義前の課題整理から相談できる伴走型の開発体制
- 制作・開発合わせて200社、7000プロジェクト以上の豊富な実績
- AI活用や自社プロダクトを持ち、業務改善まで踏み込んだ提案が可能
オルグローラボ株式会社は、基幹システム開発からWeb・DX支援までを一体で提供している開発会社です。
特に、要件が固まっていない段階から相談できる点が特徴で、初めて基幹システムを導入する企業でも依頼しやすい体制が整っています。
単なる開発会社ではなく、業務課題の整理や改善提案から入り、最適なシステム設計へとつなげる支援スタイルを得意としています。
また、自社プロダクトとしてGoogleビジネスプロフィールを一括管理・分析できるMEOアナリティクスや、AIを活用した営業支援システムSALES SCOREなどを展開しています。
これまでホンダ自動車販売株式会社をはじめ、3,000社以上の業務効率化に貢献してきた実績があり、その知見を活かして、現場に即した実践的な提案ができる点も強みです。
さらに、日本人と海外エンジニアを組み合わせた柔軟な開発体制により、コストパフォーマンスと品質のバランスに優れている点も特徴です。
初めての基幹システム導入で、要件整理や進め方に不安がある企業に適した開発会社
【結論】こんな企業におすすめ!
- 初めて基幹システムを導入する企業
- 要件整理や進め方に不安がある企業
| 会社名 | オルグローラボ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://allgrow-labo.jp/ |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 6階 |
| TEL | 03-5784-4330 |
| 設立年 | 2014年 |
| 実績 | 200社以上、制作・開発合わせて7000プロジェクト以上 |
| 得意領域 | 基幹システム開発/業務改善・要件整理支援/AI機能実装 |
| 対象規模 | 小〜中規模の業務システム/中小〜中堅企業向け |
| 向いている企業 | ・社内にIT担当がおらず、要件整理から任せたい企業 ・業務改善や売上支援も含めて提案してほしい企業 ・コスパと品質のバランスを重視する企業 |
| 費用感 | 500万〜2,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
2-2. 株式会社ITブレイド

おすすめポイント
- 要件定義から開発・運用保守まで一貫して対応できる体制
- 販売管理・在庫管理・生産管理など基幹業務に特化したシステム開発
- 既存システムの改修やリプレイスにも対応可能
株式会社ITブレイドは、販売管理や生産管理、人事管理など基幹システムの構築に特化した開発会社です。
製造業や流通業を中心に、多様な業界に対して最適化したシステムを提供しています。
要件定義から設計・開発、運用保守までを一貫して対応でき、現状業務の整理から段階的に進めることができるため、導入プロセス全体を任せやすい体制が整っています。
また、既存システムの改修やリプレイスにも対応しており、これまでの資産を活かしながら無理のない形で改善できる点も強みです。
自社開発のテンプレートシステムから必要な機能を選び、足りない機能を追加するセミオーダー式システム開発を取り入れていることで、高品質・低コストを実現しています。
基幹業務を堅実にシステム化したい企業や、既存システムの見直しも含めて検討したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 基幹業務を堅実にシステム化したい企業
- 既存システムの見直しも含めて検討したい企業
| 会社名 | 株式会社ITブレイド |
|---|---|
| URL | https://it-blade.co.jp/ https://it-blade.co.jp/blog/service/system-development/ |
| 本社所在地 | 〒106-0047 東京都港区南麻布4-12-25南麻布セントレ6F |
| TEL | 03-6277-0641 |
| 設立年 | 2007年 |
| 実績 | 製造業・流通業などを中心とした基幹システム開発実績 |
| 得意領域 | 基幹システム開発/販売管理・在庫管理・生産管理/既存システム改修・リプレイス |
| 対象規模 | 小規模〜中規模の基幹システム/中小〜中堅企業向け |
| 向いている企業 | ・基幹業務をしっかりシステム化したい企業 ・販売管理や在庫管理などの業務が明確に決まっている企業 ・既存システムの改善やリプレイスも視野に入れている企業 |
| 費用感 | 500万〜3,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
2-3. インフォニック株式会社

おすすめポイント
- 複数の製品・サービスを組み合わせた柔軟なシステム提案が可能
- コンサルティングから設計・開発・運用保守までワンストップで対応
- SalesforceやAWSを活用したクラウド・連携領域に強み
インフォニック株式会社は、複数の製品やサービスを組み合わせて最適なシステムを構築し、基幹システム開発やDX支援を行っている会社です。
SalesforceやAWSなどのクラウド基盤を活用しながら、顧客の業務に合わせて最適なシステムを設計できる点が強みです。
既存システムや他社サービスを活かしながら、必要な機能を組み合わせる設計に強く、初めて基幹システムを導入する企業でも、現在の環境を踏まえた無理のない導入が可能です。
また、Salesforceと不動産情報ライブラリの連携や、売上の可視化、Googleドライブ連携パッケージなど、システム連携や業務自動化の実績が多数あります。
さらに、コンサルティングから設計・開発、導入後の運用・保守まで一貫して対応できる体制を整えており、約20年にわたる経験と実績をもとに、安定したシステム運用を支援しています。
既存システムやクラウドサービスを活かしながら、全体最適化を重視して基幹システムを導入したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 既存システムやクラウドサービスを活かしたい企業
| 会社名 | インフォニック株式会社 |
|---|---|
| URL | https://infonic.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目14-16 太陽銀座ビル4F |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 2020年 |
| 実績 | 約20年の開発実績、Salesforce・AWSを活用したシステム構築・連携実績多数 |
| 得意領域 | システム連携/クラウド(Salesforce・AWS)/DX支援/マルチベンダー対応 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の業務システム/中堅〜大企業向け |
| 向いている企業 | ・既存システムや他社サービスを活かしながら導入したい企業 ・複数システムの連携や全体最適を重視する企業 ・クラウドやデータ活用を前提としたシステムを構築したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
2-4. 株式会社GIG

おすすめポイント
- Web制作からシステム開発、マーケティングまで一体で支援可能
- CMS開発やWebサービス開発など豊富な実績
- UI/UX設計や戦略設計まで含めた総合的なシステム構築に対応
株式会社GIGは、Web制作・システム開発・マーケティング支援を一体で提供している開発会社です。
基幹システム導入とあわせてWeb戦略まで支援できることが特徴で、単なる業務システムの構築にとどまらず、事業全体の成長を見据えたシステム設計が可能です。
情報管理システムやユーザーデータベース構築をはじめ、予約管理システム、イベント管理システム、アンケート管理システム、会員制CMSなど、さまざまなWebシステム開発にも対応しています。
また、UI/UX設計や情報設計、マーケティング戦略まで含めた上流工程から関与し、WordPressを用いたCMS開発やAWSを活用したインフラ構築、保守運用・内製化支援まで行えるのが強みです。
基幹システムの導入に加えて、Webサイトやマーケティング施策、顧客データ活用まで含めて全体最適化を図りたい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 基幹システムに加えて、Webサイトやマーケティング施策も頼みたい企業
- 顧客データ活用まで含めて全体最適化を図りたい企業
| 会社名 | 株式会社GIG |
|---|---|
| URL | https://giginc.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町 4階 |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 非公開 |
| 実績 | Web制作・システム開発実績多数 |
| 得意領域 | Webシステム開発/CMS開発/マーケティング連携/UI・UX設計 |
| 対象規模 | 小規模〜中規模の業務システム/中小〜中堅企業向け |
| 向いている企業 | ・システム開発とあわせてWebマーケティングも強化したい企業 ・顧客データや会員システムを活用したい企業 ・UI/UXやデザインも含めてサービス全体を最適化したい企業 |
| 費用感 | 500万〜3,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
3.ERP・基幹システムを全社最適で構築したい企業向け
3-1. 株式会社フロントエンド

おすすめポイント
- ERPシステムを中心としたオーダーメイド開発
- 自社SE・プログラマによる100%完全自社開発
- ISO27001認証取得による高いセキュリティ体制
株式会社フロントエンドは、ERPシステムを中心としたフルスクラッチの基幹システム開発を強みとする開発会社です。
既存パッケージでは対応できない複雑な業務フローや業界特有の要件にも対応できるオーダーメイド開発に強みを持ち、企業ごとの業務に最適化されたシステム設計が可能です。
また、自社SE・プログラマによる100%完全自社開発体制を採用しており、要件定義から設計・開発、運用保守まで一貫して対応できる点も強みです。
さらに、FEプライベートクラウドによるクラウド運用にも対応し、柔軟なインフラ環境を提供しています。
ISO27001認証を取得していることから、セキュリティ面でも高い信頼性を確保しており、長期的な安定運用を前提とした基幹システム構築が可能な点も魅力です。
部門ごとに分断されたシステムを統合し、セキュリティの強いERPを構築したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- セキュリティの強いERPを構築したい企業
| 会社名 | 株式会社フロントエンド |
|---|---|
| URL | https://www.frontend.co.jp/ https://www.frontend.co.jp/solution/ordermadesystem/ |
| 本社所在地 | 〒799-0422 愛媛県四国中央市中之庄町480-1 |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 1969年 |
| 実績 | 基幹システム・ERPのオーダーメイド開発実績 |
| 得意領域 | ERPシステム開発/オーダーメイド基幹システム開発/販売・在庫・生産・原価計算の統合 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/製造業・流通業など業務が複雑な企業向け |
| 向いている企業 | ・パッケージERPでは業務要件を満たせない企業 ・全社の業務データを統合し、経営判断を高度化したい企業 ・原価管理や生産管理など、業務レベルまで最適化したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
3-2. テンファイブ株式会社

おすすめポイント
- 要望に合わせた柔軟なシステム開発・提案力
- レガシーシステムから最新技術まで対応可能
- ERP導入から運用まで一気通貫で支援できる体制
テンファイブ株式会社は、ERP導入支援と基幹システムの統合・刷新を得意とする開発会社です。
既存システムの課題整理から入り、全社データを一元化することで意思決定を高速化する基幹システムの構築を提供しています。
特に、SAPやOracleなどの既存システムの置換や再構築に強く、単なるリプレイスではなく、クラウド・AI・データ分析を活用した最適化まで含めた設計が可能です。
オンプレミス・クラウド・モジュラー型ERPなど複数の導入形態に対応し、企業の成長フェーズに合わせて拡張できる柔軟な基盤も構築できます。
freee会計やマネーフォワード クラウドなどのクラウドサービスとの連携にも対応しており、既存環境を活かした段階的な移行が可能な点も魅力です。
また、大手銀行系システムなどで培ったセキュリティ・コンプライアンスを前提とした開発体制により、単なるシステム導入にとどまらず、業務プロセス全体の最適化と継続的な改善を支援します。
既存システムを刷新しながら、将来的な拡張やクラウド活用も見据えたERP基盤を構築したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 将来的な拡張やクラウド活用も見据えたERPを構築したい企業
| 会社名 | テンファイブ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://10-5.jp/ https://10-5.jp/erp/ |
| 本社所在地 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-13-9 BIRTH神宮前2F(202) |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 2009年 |
| 実績 | ERP導入・既存システム刷新・クラウド移行など業界横断の開発実績 |
| 得意領域 | ERP導入支援/既存システム刷新/クラウド移行/拡張前提の基盤構築 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/複数システムを統合したい企業向け |
| 向いている企業 | ・既存システムを刷新しながら全社最適化を進めたい企業 ・クラウドやデータ活用を前提とした基盤を構築したい企業 ・成長に合わせて拡張できるERPを導入したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
3-3. 株式会社クレオ

おすすめポイント
- 公共・行政分野で培った高品質な開発手法とノウハウ
- 40年以上にわたり培った実績と最新テクノロジーを活用した支援体制
- 人事・会計を中心とした管理部門システムからDX基盤構築まで対応可能
株式会社クレオは、人事・会計などの管理部門向けERP・業務システムに強みを持つ開発会社です。
自社サービスを活用しながら、企業の基幹業務を標準化・高度化し、全社最適化につなげる支援を行っています。
特に、DX推進基盤である「CREO Integration-Platform for DX(CDX)」を軸に、経営革新、業務改善、共創までサポートできる点が特徴です。
また、人事・経理部門向けのクラウド型業務フレームワーク「ジームクラウド」や購買統制クラウド「トラミル」など、自社製品で周辺業務まで広く支援できる点も強みです。
これにより、単なるパッケージ導入ではなく、会計・人事・購買・文書管理・業務自動化まで含めた統合的な業務基盤の構築を可能にしています。
官公庁・独立行政法人向け受託開発の実績もあり、公共・行政分野で培った高品質な開発手法とノウハウを民間企業にも展開しています。
安定性や実績を重視しながら、人事・会計などの管理部門を中心に全社最適化を進めたい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 安定性や実績を重視してERPを構築したい企業
| 会社名 | 株式会社クレオ |
|---|---|
| URL | https://www.creo.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目10番27号 住友不動産品川ビル 11~13階(受付12階) |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 1974年 |
| 実績 | 創業40年以上、公共・製造・流通など幅広い業界での導入実績 |
| 得意領域 | パッケージ開発/人事・会計など管理部門システム/DX基盤構築 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/中堅〜大企業向け |
| 向いている企業 | ・安定性と実績を重視して基幹システムを導入したい企業 ・人事・会計・購買など管理部門を中心に全社最適化したい企業 ・既存環境を活かしながらDX基盤まで整備したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜1億円程度 ※要件・規模により変動 |
3-4. SIA株式会社

おすすめポイント
- スクラッチ開発による柔軟な基幹システム構築
- ERP・業務システム・Webシステムまで一体で対応可能
- 要件定義から運用保守まで一気通貫の支援体制
SIA株式会社は、スクラッチ開発によるERP・基幹システム構築を強みとする開発会社です。
顧客管理や請求管理などの基幹業務を統合するシステム開発に加え、ERP・財務管理・人事管理まで含めた全社的な業務基盤の構築を得意にしています。
さらに、WebシステムやEC機能、社内ポータルなどの開発も一体で行えるため、業務とサービスの両面から全社の最適化を実現できます。
また、PHPをはじめとした幅広い技術スタックに対応し、AWSやAzureなどのクラウド環境への移行、スマートフォン・タブレット対応、IoT連携まで柔軟に対応できる点も強みです。
実績としては、現場業務に直結したシステム構築が多く、東証物流会社向けの製品輸出・税関業務の支援システムでは年間約3,000万円のコスト削減を実現しています。
他にも大手ホームセンター向けの在庫・伝票管理システムや、ショッピングモール型ECサイトの構築など、多様な業界での開発実績を持っています。
パッケージでは対応できない独自業務に合わせてERPを構築したい企業や、業務システムとWebサービスを含めて基幹システムを最適化したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- パッケージでは対応できない独自業務に合わせてERPを構築したい企業
- 業務システムとWebサービスを含めて基幹システムを最適化したい企業
| 会社名 | SIA株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.siainc.jp/ |
| 本社所在地 | 〒106-0047 東京都港区南麻布2-2-13 麻布ハイプラザ2階 |
| TEL | 03-6228-1680 |
| 設立年 | 2003年 |
| 実績 | 製造・物流・ECなど多業種での業務システム・ERP構築実績 東証物流会社向け業務支援システム、大手ホームセンター向け在庫管理システムなど |
| 得意領域 | スクラッチ開発/ERP・基幹構築/業種特化カスタマイズ/クラウド移行 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/独自業務要件を持つ企業向け |
| 向いている企業 | ・パッケージでは対応できない独自業務を持つ企業 ・業務システムとWebサービスを一体で構築したい企業 ・クラウドやモバイル連携を前提としたシステムを導入したい企業 |
| 費用感 | 1,000万〜5,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
4.既存システムの刷新・クラウド移行を進めたい企業向け
4-1. ウルシステムズ株式会社

おすすめポイント
- 業務変革・システム刷新を上流から支援できるコンサルティング力
- エンタープライズ向け自社サービスによるシステム最適化支援
- 発注側主導の開発体制を構築できる伴走支援
ウルシステムズ株式会社は、業務変革とシステム刷新を上流工程から支援するコンサルティング型の開発会社です。
単なるシステム開発ではなく、経営戦略や事業戦略を踏まえたうえで、業務プロセスとシステムの全体最適化を設計できる点が強みです。
特に、モダナイゼーション支援サービスである「Enterprise Modernization Service(EMS)」を中心に、老朽化した基幹システムの刷新やクラウドネイティブ化を推進しています。
また、現状分析からToBe像の設計、実行計画の立案までを一貫して支援し、システム刷新を単なるITプロジェクトではなく、事業変革として設計しているのが特徴です。
実績としては、大手製造業・金融・流通・不動産などを中心に、基幹システム刷新やクラウド移行、データ基盤構築などの大規模プロジェクトを多数手掛けています。
全社規模でシステムを抜本的に刷新したい企業や、構想設計から伴走してほしい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 全社規模でシステムを抜本的に刷新したい企業
- 構想設計から伴走してほしい企業
| 会社名 | ウルシステムズ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.ulsystems.co.jp/ https://www.ulsystems.co.jp/services/ems.html |
| 本社所在地 | 〒104-6014 東京都中央区晴海 1-8-10 トリトンスクエア タワーX 14階 |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 2011年 |
| 実績 | 大手製造・金融・流通・不動産などの基幹刷新・DX導入実績 |
| 得意領域 | 業務変革・システム刷新構想/既存システム刷新/IT戦略立案 |
| 対象規模 | 大規模システム中心/大企業・エンタープライズ向け |
| 向いている企業 | ・全社規模で基幹システムを抜本的に刷新したい企業 ・構想設計から実行まで伴走してほしい企業 ・ベンダー任せではなく内製主導でプロジェクトを進めたい企業 |
| 費用感 | 5,000万〜数億円程度 ※要件・規模により変動 |
4-2. 株式会社クロスクラウド

おすすめポイント
- クラウド移行と基幹システム刷新を一体で実装できる開発力
- 生産管理・販売管理など業務領域に深く踏み込んだシステム設計
- AWSを中心としたクラウドネイティブなシステム構築
株式会社クロスクラウドは、既存の業務システムをベースにした刷新やクラウド移行を得意とする開発会社です。
10年以上にわたり蓄積してきた基幹システム開発ノウハウをもとに、単なるリプレイスではなく、業務改善を前提としたシステム再設計を行える点が強みです。
特に、生産管理システムや販売管理システムの領域に強く、ヒト・モノ・カネ・情報を一元管理する仕組みを構築することで、分断された業務の統合と効率化を実現しています。
実績としては、クラウド環境を前提としたAWS(Fargate・EC2)活用の基幹システム構築や、オンプレミスからのクラウド移行プロジェクトを多数手掛けています。
段階的な刷新や部分最適から全体最適への移行にも対応しており、フェーズごとに現実的なシステム改善を進めることが可能です。
中規模〜やや大規模のシステム刷新や、クラウド移行と業務改善を同時に進めたい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 中規模〜やや大規模で、クラウド移行と業務改善を同時に進めたい企業
| 会社名 | 株式会社クロスクラウド |
|---|---|
| URL | https://xross.cloud/ https://xross.cloud/service/core-system-development/ |
| 本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7 トライセブンロッポンギ 8階 |
| TEL | 03-6670-2523 |
| 設立年 | 2020年 |
| 実績 | 製造業・小売・行政などにおけるクラウド移行・基幹システム構築 生産販売在庫管理システム、販売経理管理システムなど |
| 得意領域 | クラウド移行/基幹システム統合/生産管理・販売管理システム |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/クラウド移行を伴う案件 |
| 向いている企業 | ・既存システムをクラウドへ移行したい企業 ・分散した業務システムを統合したい企業 ・業務効率化とデータ活用を同時に進めたい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
4-3. 株式会社一創

おすすめポイント
- 既存業務を整理しながら段階的にシステム刷新を進められる対応力
- 販売・生産・会計など基幹業務を横断したシステム設計
- 要件定義から運用まで安定したプロジェクト推進体制
株式会社一創は、既存の業務プロセスを整理しながら段階的に基幹システムを刷新していくことを得意とする開発企業です。
単にシステムを作り替えるのではなく、販売・製造・会計・人事など複数の業務を統合し、業務効率化と意思決定の高度化を実現しています。
特に、プロジェクト初期の要件定義や業務整理に強く、現場の業務フローを踏まえた現実的なシステム設計が可能です。
企業ごとの業務特性を理解したうえで、必要な機能を適切に組み合わせる設計が得意なため、過剰なシステム投資を避けつつ最適なシステム改革を進めることができます。
また、計画重視で前工程を完了させてから次に進む堅実な開発手法を導入しており、スケジュール・コスト・リスクを管理しながら安定したシステム実装が可能です。
金融・製造・流通・公共分野など幅広い業界に対応しており、既存システムを活かしながら段階的に刷新したい中規模企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 中規模の金融・製造・流通・公共分野で、既存システムを段階的に刷新したい企業
| 会社名 | 株式会社一創 |
|---|---|
| URL | https://www.issoh.co.jp/ https://www.issoh.co.jp/service/business_system/core_business/ |
| 本社所在地 | 〒104-6205 東京都中央区晴海1丁目8番12号 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ棟5階 |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 2014年 |
| 実績 | 金融・製造・流通・公共分野における基幹業務システム開発実績 |
| 得意領域 | 基幹業務システム開発/業務整理・要件定義/販売・生産・会計システム統合 |
| 対象規模 | 中規模システム中心/中堅企業向け |
| 向いている企業 | ・既存システムを活かしながら段階的に刷新したい企業 ・業務整理から丁寧に進めたい企業 ・過剰投資を避けて現実的にシステム改善を進めたい企業 |
| 費用感 | 1,000万〜5,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
4-4. TIS株式会社

おすすめポイント
- 基幹システムの企画構想から大規模実装・移行まで対応できる総合力
- インフラ・クラウド・ERPを含めた全社規模の刷新支援に強い
- 製造・金融・流通など大企業向けの豊富な基幹システム刷新実績
TIS株式会社は、大規模な基幹システム刷新や大量のデータを伴うクラウド移行に強い開発会社です。
単なるシステム開発にとどまらず、経営・業務・システム課題の整理から企画構想を立案し、刷新方針の策定から実行まで一気通貫で支援できる点が強みです。
特に、全社規模の基幹システム再構築やERP刷新、クラウド基盤整備に強く、既存資産を活かしながら大規模システムを段階的に進化させる設計が得意が得意です。
実績としては、中部テレコミュニケーション株式会社の基幹システム再構築支援や大日精化工業株式会社の基幹統合、旭化成株式会社の全面刷新など、大企業を中心とした大型案件を多数手掛けています。
また、製造業向け基幹業務ソリューションや、帳票DX、受発注デジタル化を支援など、周辺業務まで含めた拡張提案も可能です。
大規模・多拠点の基幹システム刷新や、インフラを含めた全社的なクラウド移行を進めたい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 大規模・多拠点の基幹システムを刷新したい企業
- インフラを含めた全社的なクラウド移行を進めたい企業
| 会社名 | TIS株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.tis.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
| TEL | 050-5816-9805 |
| 設立年 | 2008年 |
| 実績 | 中部テレコミュニケーション株式会社、大日精化工業株式会社、 旭化成株式会社などの基幹システム刷新・再構築実績 |
| 得意領域 | 基幹システム企画構想/大規模基幹システム刷新/ERP刷新/クラウド・インフラ基盤構築 |
| 対象規模 | 大規模システム中心/大企業・エンタープライズ向け |
| 向いている企業 | ・全社規模で基幹システムを刷新したい企業 ・インフラやクラウド基盤も含めて再構築したい企業 ・複数部門・複数拠点にまたがる大規模プロジェクトを進めたい企業 |
| 費用感 | 5,000万〜数億円程度 ※要件・規模により変動 |
5.業種・業務に合った基幹システムを作りたい企業向け
5-1.株式会社パブリックリレーションズ

おすすめポイント
- 30年以上の実績に基づく業種特化システム開発
- 自社フレームワークによる低コスト・短納期開発
- レガシーシステム移行からクラウド化まで一貫対応
株式会社パブリックリレーションズは、業種独自の業務に最適化した基幹システムの構築を得意としている開発会社です。
農協、医療、水産加工、自動車整備、設備業など幅広い業界での開発実績を持ち、それぞれの業務フローを再現したシステム設計が可能です。
単なるパッケージ導入ではなく、現場業務に合わせた最適なシステム構築を行える点が強みです。
特に、自社開発のフレームワーク「PR-FW」を活用した開発により、ログ管理や権限管理、各種データベース連携といった共通機能を標準化し、個別業務に必要な機能開発に集中できる環境を整えています。
これにより、開発コストと期間を抑えながら、無駄のないシステム構築が可能になっています。
また、スマートクラウドシステムやタブレット連携など、クラウド・モバイル環境を活用した柔軟なシステム導入にも対応しています。
特定業種に最適化された基幹システムを、コストを抑えつつ導入したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 特定業種に最適化された基幹システムを、コストを抑えつつ導入したい企業
| 会社名 | 株式会社パブリックリレーションズ |
|---|---|
| URL | https://www.public.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西1丁目13番地 弘安ビル5階 |
| TEL | 01-1520-1800 |
| 設立年 | 1989年 |
| 実績 | J農協向け業務システム、医療向け順番待ちシステム、水産加工業向け販売管理システム 自動車整備業向け販売管理システム、設備業向け業務システムなど |
| 得意領域 | 業種特化型業務システム開発/レガシーシステム移行 クラウド連携/自社フレームワーク開発 |
| 対象規模 | 小規模〜中規模の基幹・業務システム |
| 向いている企業 | ・特定業種に最適化されたシステムを導入したい企業 ・コストを抑えながらオーダーメイド開発を行いたい企業 ・既存システムの移行や刷新を検討している企業 |
| 費用感 | 500万〜3,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
5-2. 株式会社イー・ウエスト

おすすめポイント
- 組込み・制御系を中心とした高い技術力と幅広い開発実績
- 車載・医療・金融など高信頼領域に対応できる開発体制
- ERPや業務システム、ECサイトなどWebシステムにも対応
株式会社イー・ウエストは、組込み・制御系技術を強みに幅広い業界のシステム開発に対応する開発会社です。
車載システム、家電、医療、金融、通信、Webなど多様な分野での開発実績を持ち、業界ごとの技術要件に応じた柔軟なシステム構築が可能です。
また、ERPパッケージや勤怠管理システム、業務管理システム、LPガス業務システムなど、企業の基幹業務を支えるシステム開発も行っています。
ECサイト構築などのWebシステム開発にも対応しており、フロントからバックエンドまで一貫した開発が可能です。
通信分野においても、スマートフォンアプリ開発やメールプラグイン、携帯端末ソフトウェアなどの実績があり、組込み・通信・業務システムを横断した技術力を持つ点が特徴です。
業界特有の高度な技術要件に対応しながら、基幹システムや業務システムを構築したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 高度な技術要件に対応しながら、基幹システムや業務システムを構築したい企業
| 会社名 | 株式会社イー・ウエスト |
|---|---|
| URL | https://ewest.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒192-0083 東京都八王子市旭町8-10 比留間ビル7F |
| TEL | 042-643-5236 |
| 設立年 | 1995年 |
| 実績 | 車載システム、医療検査システム、金融系システム スマートフォン・通信系ソフトウェア開発、ECサイト構築など |
| 得意領域 | 組込み・制御系システム開発/業務システム開発 ERPパッケージ/Webシステム開発 |
| 対象規模 | 小規模〜中規模の基幹・業務システム |
| 向いている企業 | ・業界特有の技術要件に対応できる開発会社を探している企業 ・組込み・制御系と業務システムを連携した開発を行いたい企業 ・高い信頼性が求められるシステムを構築したい企業 |
| 費用感 | 500万〜3,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
5-3. 株式会社第一コミュニケーショントラスト

おすすめポイント
- 製造業を中心とした基幹・生産管理システムの豊富な実績
- FA(工程管理)システムや工程管理まで踏み込んだ現場最適化の開発力
- 低コスト・短期間開発のシステム移行対応
株式会社第一コミュニケーショントラストは、製造業を中心に現場業務の最適化に強みを持つ開発会社です。
生産管理、在庫管理、工程管理などの基幹業務システムに加え、FAシステム開発にも対応しており、工場の設備制御や生産ラインと連携したシステム構築が可能です。
特に鋼材メーカー向けの実績が豊富で、製造現場に深く入り込んだシステム開発を得意としています。
また、物流支援システムや決済端末システム、モバイルシステム(航空会社向け)など、業界を横断したシステム開発にも対応しています。
技術面では、要件定義からプログラム生成までを効率化し、従来の半分程度の開発期間・コストでのシステム構築を可能にしています。
コンサルティングから調査・分析・設計・開発・保守まで一貫して対応しており、業務改善・業務効率化を前提としたシステム設計も得意としています。
現場業務に最適化された基幹システムを構築したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 現場業務に最適化された基幹システムを構築したい企業
| 会社名 | 株式会社第一コミュニケーショントラスト |
|---|---|
| URL | https://www.dctnet.co.jp/ https://www.dctnet.co.jp/business/core_system.html |
| 本社所在地 | 〒460-0003 名古屋市中区錦一丁目16番20号 グリーンビル4階 |
| TEL | 035-2204-4050 |
| 設立年 | 1998年 |
| 実績 | 鋼材製造メーカー向け生産管理システム、FAシステム 自動車部品メーカー向け価格改定・在庫管理システム 電機機器メーカー向け計画立案支援システム、物流支援システム 決済端末システム、航空会社向けモバイルシステムなど |
| 得意領域 | 基幹システム開発/生産管理・工程管理/FAシステム開発 システムマイグレーション/GeneXus開発 |
| 対象規模 | 中規模中心の基幹・業務システム |
| 向いている企業 | ・製造業の現場業務まで最適化したシステムを構築したい企業 ・生産管理や工程管理を含めて基幹システムを刷新したい企業 ・既存システムを活かしながら効率的に改善したい企業 |
| 費用感 | 1,000万〜5,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
5-4. 株式会社アブストラクト

おすすめポイント
- 金融・製造業を中心とした大規模基幹システム開発の豊富な実績
- 幅広い言語で対応する既存システム刷新・再構築力
- 業務プロセス・データモデルまで踏み込む基盤設計力
株式会社アブストラクトは、金融・製造業を中心に大規模基幹システムの構築・再構築を得意とするエンタープライズ向けの開発会社です。
大規模基幹システム開発の経験を活かし、単なるシステム開発にとどまらず、データモデル設計や業務プロセス設計まで含めた全体最適化を実現できる点が強みです。
顧客のシステム戦略に合わせた基幹システムの構築・再構築を支援しており、既存資産を活かしながら柔軟性・処理性能に優れたシステムへ移行することが可能です。
実績としては保険業の契約システム、銀行の法人顧客管理や不動産担保管理システムなど、大規模かつ高信頼性が求められる基幹システム開発実績を有しています。
また、大手自動車メーカー向けの生産管理システムをはじめ、売上管理、会計管理、部品管理など、基幹業務を横断したシステムの開発・運用・保守を担当しています。
コンサルティング領域では、会計分野を中心にパッケージ導入やシステム開発を組み合わせた課題解決支援も行っており、制度改正やIFRS(国際財務報告基準)対応などにも対応が可能です。
大規模かつ業界特有の業務要件を踏まえた基幹システムを構築・刷新したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 大規模かつ業界特有の業務要件を踏まえた基幹システムを構築・刷新したい企業
| 会社名 | 株式会社アブストラクト |
|---|---|
| URL | https://www.abstract.co.jp/ |
| 本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館6階610区 |
| TEL | 03-6421-7101 |
| 設立年 | 2009年 |
| 実績 | 生命保険・銀行向け基幹システム、証券業向け資産管理・為替管理システム 大手車メーカー向け生産管理システム、流通業向け在庫・調達管理システム 通信業向け業務支援システムなど |
| 得意領域 | 大規模基幹システム開発/システム再構築・エンジニアリング支援 金融・製造業向け業務基盤構築 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の基幹システム/エンタープライズ向け |
| 向いている企業 | ・大規模な基幹システムを構築・再構築したい企業 ・既存システムを活かしながらシステム刷新を進めたい企業 ・業界特有の業務要件に対応したシステムを構築したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
5-5. 株式会社GeNEE

おすすめポイント
- 企画・調査から開発・運用まで一貫したワンストップ支援
- 業務調査に基づく要件定義と最適な技術提案
- 運用・改修を見据えた高品質なフルスクラッチ設計
株式会社GeNEEは、業務調査・要件定義を起点にフルスクラッチで基幹システムを構築するDX推進型の開発会社です。
350件以上の開発実績を持ち、楽天グループ、東京大学、慶應義塾など大手企業・教育機関との取引実績があります。
企画・調査・設計・開発・保守運用までを一貫して支援しており、調査を通じて現状(As-Is)と理想(To-Be)を明確化し、実際の業務に即したシステム設計を行うのが特徴です。
在庫管理や営業管理など、企業の基幹業務を支えるシステムをフルスクラッチで開発している他、社内SNSやチャットシステムなどの業務支援システムの実績も豊富です。
さらに、様々なクラウドベースを活用したWebシステム開発にも対応しており、業務の効率化だけでなく、経営分析の高度化を実現するDX推進支援も行っています。
自社の業務フローに完全にフィットしたオーダーメイドの基幹システムを構築し、DXを推進したい企業に適した開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 自社の業務フローに完全にフィットしたオーダーメイドの基幹システムを構築したい企業
- 基幹システムと同時にDXを推進したい企業
| 会社名 | 株式会社GeNEE |
|---|---|
| URL | https://genee.jp/ |
| 本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木1-4-5森ビルアークヒルズサウスタワー |
| TEL | 03-4500-8256 |
| 設立年 | 非公開 |
| 実績 | 東京大学(動画配信管理システム)、飲食事業グループ(モバイルオーダー) 大手不動産企業(CRM刷新)、衣服販売会社(販売管理システム) 株式会社木下不動産(投資プラットフォーム) 調剤薬局併設型ドラッグストア(受発注管理システム)など |
| 得意領域 | 基幹システム開発(フルスクラッチ)/業務システム開発 DX推進支援/クラウドシステム開発 |
| 対象規模 | 中規模中心の基幹・業務システム |
| 向いている企業 | ・業務フローに完全に合わせたシステムを構築したい企業 ・要件定義や業務整理から伴走してほしい企業 ・クラウド活用を前提にDXを推進したい企業 |
| 費用感 | 1,000万〜5,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
6.実績・対応力を重視して失敗を避けたい企業向け
6-1. 株式会社システナ

おすすめポイント
- 車載・金融・公共など高信頼性が求められる分野での豊富な開発実績
- 要件定義〜運用保守まで一貫対応できる安定した体制
- クラウド・RPA・インフラまで含めた柔軟な対応力
株式会社システナは、基幹システムや業務システム開発において、実績と対応力のバランスに優れた総合ITサービス型の開発会社です。
特に、金融システムや公共・社会インフラ、自動運転など、失敗が許されない領域での開発実績が豊富で、高い信頼性が求められるプロジェクトにも対応できる点が強みです。
要件定義・設計・開発だけでなく、ITインフラ構築や運用保守、ユーザーサポートまでを一貫して提供できる体制も魅力です。
豊富な実績からプロジェクト全体を通じて品質を担保しやすく、開発後のトラブルや運用負荷を最小限に抑えられるため、安定したシステム運用を実現できます。
また、AWSやAzureなどのクラウド導入支援や業務自動化、業務効率化ソリューションも提供しており、企業のDX推進にも柔軟に対応が可能です。
開発から運用まで含めて安定した体制で任せたい企業におすすめの開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 開発から運用まで含めて安定した体制で任せたい企業
| 会社名 | 株式会社システナ |
|---|---|
| URL | https://www.systena.co.jp/ |
| 本社所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 14F・16F |
| TEL | 非公開 |
| 設立年 | 1983年 |
| 実績 | 金融システム開発、公共・社会インフラシステム 車載・自動運転システム、Webサービス開発 |
| 得意領域 | 業務システム開発/基幹システム開発/ITインフラ構築 クラウド導入支援(AWS・Azure・Office365) RPA導入(WinActor・UiPath・BizRobo!)/業務自動化 ソフトウェアテスト・品質検証 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の業務・基幹システム |
| 向いている企業 | ・開発から運用保守まで一貫して任せたい企業 ・クラウドやRPAを活用して業務効率化・DXを進めたい企業 ・安定した品質とサポート体制を重視したい企業 |
| 費用感 | 2,000万〜8,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
6-2. SCSK株式会社

おすすめポイント
- 50年以上・8,000社以上の支援実績
- ERP・基幹システム刷新・DX推進に強い上流からの一貫支援
- 大規模基幹システム導入の豊富なノウハウ
SCSK株式会社は、基幹システム開発・ERP導入において国内トップクラスの実績と対応力を持つエンタープライズ向け大手の開発会社です。
金融・製造・流通などの大手企業を中心に、全社規模の基幹システム刷新やDXプロジェクトを多数手掛けており、失敗が許されない大規模案件に強みを持ちます。
豊富なノウハウを活かしたコンサルティングから要件定義、設計・開発、運用保守までを一貫して提供できる高い総合力が魅力です。
特にERP領域では、クラウド導入、既存システムの移行・アップグレードまで幅広く対応しており、企業の基幹業務全体を見据えた最適化が可能です。
また、AI活用型デジタルオファリングサービス「PROACTIVE」や、データ統合・分析基盤構築、データ仮想化プラットフォーム「Denodo」などを活用し、単なるシステム導入にとどまらない経営判断支援やデータ活用まで踏み込んだ提案ができる点も強みです。
単なる開発会社ではなく、業務改革・基幹システム・データ活用を統合して推進できる「共創ITパートナー」として、大規模プロジェクトの成功確率を高められる企業です。
全社規模の基幹システム導入やDXで失敗を避けたい企業におすすめの開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- 全社規模の基幹システム導入やDXで失敗を避けたい企業
| 会社名 | SCSK株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.scsk.jp/index.html https://www.scsk.jp/product/keyword/keyword01.html |
| 本社所在地 | 〒135-8110 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント |
| TEL | 03-5166-2500 |
| 設立年 | 1969年 |
| 実績 | 金融・製造・流通など大手企業におけるERP導入・基幹システム刷新 クラウド移行、データ基盤構築など多数 |
| 得意領域 | ERP導入(SAP S/4HANA・Oracle ERP)/基幹システム開発・刷新 データ基盤構築(BI・DWH)/DX推進/AI活用(PROACTIVE)/クラウド導入 |
| 対象規模 | 大規模(エンタープライズ中心) |
| 向いている企業 | ・全社規模の基幹システム導入・刷新を検討している企業 ・ERP導入や業務改革を含めて上流から任せたい企業 ・大規模プロジェクトで失敗リスクを最小化したい企業 |
| 費用感 | 5,000万〜数億円程度 ※要件・規模により変動 |
6-3. 株式会社NTQジャパン

おすすめポイント
- 200社以上の開発支援実績を活かした基幹・業務システム開発
- 要件定義から運用保守まで見据えた柔軟な開発体制
- オフショアを活用しながら品質とコストのバランスを取りやすい
株式会社NTQジャパンは、オフショアを活用したシステム開発やシステム移行を強みとする開発会社です。
特に、既存システムの老朽化やブラックボックス化、クラウド移行への不安といった課題に対して、上流工程から運用保守まで一貫して支援できる点が特徴です。
これまでに200社以上の開発支援を担当し、営業管理、会計、生産管理など、多岐にわたる基幹システム開発の実績があります。
日本側とオフショア現地側の双方に日本人エンジニアを配置し、要件定義やコミュニケーションの品質を担保しながら、開発力を活かせる体制を整えている点は大きな強みです。
開発事例としては、AWS上でのレポート管理やAI分析、同時20,000ユーザー・50アプリ連携に対応するログイン認証管理システム、財務・予算を管理するエンタープライズ向けの予算管理システムなどがあります。
また、単に開発を請け負うだけでなく、業務効率化に向けた機能提案も可能で、製造業、物流、金融、人材関連など幅広い領域に対応しています。
コストと品質のバランスを重視しつつ、既存システムの刷新やクラウド移行を進めたい企業におすすめの開発会社です。
【結論】こんな企業におすすめ!
- コストと品質を重視しつつ、既存システムの刷新やクラウド移行を進めたい企業
| 会社名 | 株式会社NTQジャパン |
|---|---|
| URL | https://jp.ntq.com.vn/ https://jp.ntq.com.vn/offshore/coresystem/ |
| 本社所在地 | 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目2番2号 日比谷ダイビル15階 |
| TEL | 03-3528-8780 |
| 設立年 | 2016年 |
| 実績 | 日本で200社以上の開発支援実績、営業管理システム 会計システム、生産管理システムなどの基幹システム開発実績 ログイン認証管理システム、採用企業向け給与システムなど |
| 得意領域 | 基幹システム開発/業務システム開発/マイグレーション/ モダナイゼーション/クラウドシステム開発/システム統合/AI・機械学習活用 |
| 対象規模 | 中規模〜大規模の業務・基幹システム |
| 向いている企業 | ・コストを抑えつつ実績ある体制で開発・刷新したい企業 ・既存システムの老朽化やブラックボックス化を解消したい企業 ・クラウド移行やモダナイゼーションを段階的に進めたい企業 |
| 費用感 | 1,000万〜5,000万円程度 ※要件・規模により変動 |
7.基幹システム開発会社を選ぶポイント
基幹システム開発を依頼する開発会社を選ぶポイントは以下のとおりです。
基幹システム開発会社を選ぶポイント
- 自社に近い業種・業務の実績があるか確認する
- 要件定義・提案力を確認する
- 既存システムの刷新やクラウド移行に対応できるか確認する
- 対応範囲を確認する
- 他システムとの連携実績があるか確認する
- コミュニケーションの取りやすさを確認する
- 複数社の見積もりを比較する
- 開発後の運用・保守体制を確認する
- 仕様変更や追加開発への対応方針を確認する
- セキュリティ・障害対策を確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
7-1.自社に近い業種・業務の実績があるか確認する
基幹システム開発会社を選ぶ際は、単に「実績数が多いか」ではなく、自社に近い業種・業務の実績があるかを確認することが重要です。
基幹システムは、販売・在庫・生産・会計など企業の中核業務を支える仕組みであり、業界や業務フローによって求められる設計が大きく異なります。
そのため、実績の数が多くても、自社と異なる業界や業務の開発経験しかない場合、業務理解が浅く、現場に合わないシステムになってしまう可能性があります。
こうした業務特性を理解している会社であれば、要件定義の精度が高くなり、無駄な開発や手戻りを防ぐことができます。
どの業界で、どの業務を、どこまで支援したのかといった実績の中身まで確認し、自社に近い実績があるかを見極めることが重要です。
見極めるポイント
- 自社と近い業界/業務フロー/規模の開発実績があるか
- 要件定義から関わった実績か、開発のみの実績か
- 課題・提案内容・導入効果まで具体的に公開されているか
7-2.要件定義・提案力を確認する
基幹システムは、要件定義の精度によってプロジェクトの成否が大きく左右されます。
要件が曖昧なまま開発を進めてしまうと、現場で使い難いシステムになったり、想定外の追加開発により費用の増加や納期の遅延が発生する原因になります。
また、提案をせず顧客の要望をそのまま形にするだけの開発会社では、既存の非効率な業務フローをそのままシステム化してしまい、本来の目的である業務改善につながらないケースも少なくありません。
そのため、開発会社が業務課題の背景まで踏み込んで整理し、不要な機能の削減や代替案の提示、業務フローの見直しまで含めて提案できるかが重要になります。
ヒアリングの段階で、なぜその機能が必要なのか、本当に必要な要件は何かといった本質的な部分まで深掘りし、最適な設計を提案できる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 課題の背景や業務フローまで踏み込んでヒアリングしてくれるか
- 要望に対して代替案や改善案を提示できるか
- なぜその設計にするのか、を論理的に説明できるか
7-3.既存システムの刷新やクラウド移行に対応できるか確認する
多くの企業では、すでに何らかの業務システムが稼働しており、完全な新規開発ではなく「既存システムをどう活かしながら移行するか」が課題になるケースがほとんどです。
そのため、単純な新規開発だけでなく、データ移行やシステム連携、段階的なリプレイスに対応できるかどうかがプロジェクトの成否を左右します。
さらに、近年はクラウド化のニーズが高まっており、クラウドへの移行や、クラウド前提の設計に対応できるかも重要なポイントです。
クラウド環境を前提とした設計ができる会社であれば、拡張性や運用効率の高い基幹システムの構築が期待できます。
既存システムの構成や課題を踏まえたうえで、最適な移行方法や段階的な刷新計画を提案できる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 既存システムのデータ移行や連携の実績があるか
- 段階的なリプレイスや移行計画を提案できるか
- クラウド移行やクラウド前提の設計に対応できるか
7-4.対応範囲を確認する
基幹システム開発は、要件定義・設計・開発・運用・保守といった複数の工程が連続する長期プロジェクトです。
そのため、開発会社がどの工程まで対応しているかによって、プロジェクトの進め方や必要な社内リソースが大きく変化します。
例えば、要件定義や業務整理から対応できる会社であれば、IT人材が不足している企業でもプロジェクトを進めやすくなります。一方で、開発のみ対応の会社の場合は、自社で要件を整理し、設計を固める必要があります。
また、開発後の運用・保守まで対応していない場合、不具合対応や機能追加のたびに別の会社へ依頼する必要があり、追加コストや手間が発生する可能性があります。
自社の体制や目的に応じて、どこまで任せたいのかを明確にし、それに対応できる開発会社かどうかを確認することが重要です。
見極めるポイント
- 課題整理や要件定義の段階から対応が可能か
- 開発後の保守・運用まで一貫して対応が可能か
- 軽微な修正やトラブル対応の範囲・費用が明確か
7-5.他システムとの連携実績があるか確認する
基幹システムは単体で完結するものではなく、会計システムや販売管理、在庫管理、CRM、外部サービスなど、複数のシステムと連携しながら運用されるケースがほとんどです。
そのため、連携設計が不十分な場合、データの二重入力や不整合が発生し、業務効率の低下やヒューマンエラーの増加につながる可能性があります。
柔軟にシステム連携ができる構成であれば、将来的な機能追加や業務変更にも対応しやすくなります。
どのようなシステムと、どのように連携した実績があるのかを確認し、自社のシステム環境に適した設計ができる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 会計・販売・在庫・CRMなど他システムとの連携実績があるか
- API連携やデータ連携の設計経験があるか
- 既存システムとの統合やデータ移行の実績があるか
7-6.コミュニケーションの取りやすさを確認する
基幹システム開発は、要件定義から運用まで長期間にわたるプロジェクトであり、その過程で何度も認識のすり合わせが発生します。
そのため、開発会社の技術力が高くても、意思疎通がうまくいかなければ、期待通りのシステムにならない可能性があります。
例えば、専門用語を多用した説明や、質問への回答が曖昧・遅い場合、細かな認識のズレが蓄積し、開発後に大きな手戻りが発生する原因になります。
また、基幹システムは現場の業務に深く関わるため、開発会社が業務内容を正しく理解し、それを要件として整理できるかどうかも重要なポイントです。
打ち合わせや初期のヒアリングの段階で、説明の分かりやすさやレスポンスの速さ、相談のしやすさなどを確認し、円滑にコミュニケーションが取れる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 専門用語をかみ砕いて分かりやすく説明してくれるか
- 質問に対するレスポンスが早く、的確か
- 定例ミーティングや進捗共有の体制が整っているか
7-7.複数社の見積もりを比較する
基幹システム開発は、同じ要件であっても開発会社ごとに設計方針や工数の見積もりが異なるため、費用や対応範囲に大きな差が出るケースがあります。
1社だけの見積もりでは、その金額や内容が適正かどうかを判断することが難しく、結果として過剰な費用を支払ってしまう可能性もあります。
また、見積もりには各社の考え方や提案内容が反映されるため、単純な金額比較ではなく、どこまで対応してくれるのか、どの工程にどれだけ工数をかけているのか、といった内訳まで確認することが重要です。
複数社を比較することで、自社に合った提案をしている会社を見極めやすくなり、プロジェクトの成功確率を高めることにつながります。
3社〜5社程度に見積もりを依頼し、費用だけでなく提案内容や対応範囲も含めて総合的に比較するようにしましょう。
見極めるポイント
- 見積もりの内訳や対応範囲が明確に提示されているか
- 要件定義・設計・開発・運用のどこまで含まれているか
- 追加費用が発生する条件が明確に示されているか
7-8.開発後の運用・保守体制を確認する
基幹システムは導入して終わりではなく、長期間にわたって安定稼働させることが前提となるため、運用・保守の質がそのまま業務の安定性に直結します。
そのため、トラブル発生時の対応スピードや、日常的なメンテナンス、機能追加への対応体制が整っているかどうかを事前に確認する必要があります。
例えば、障害発生時の対応が遅い場合、業務が停止し大きな損失につながる可能性があります。また、保守体制が不十分な場合、小さな不具合が放置され、結果として大きな問題に発展するケースもあります。
運用・保守の対応範囲や体制、対応スピードなどを事前に確認し、長期的に安心して任せられる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 障害発生時の対応フローや対応ケースを説明できるか
- 定期的なメンテナンスや改善提案を行う体制があるか
- 担当者やサポート体制が継続的に維持される仕組みか
7-9.仕様変更や追加開発への対応方針を確認する
基幹システム開発では、要件定義の段階ですべてを確定することは難しく、開発の途中や運用開始後に仕様変更や機能追加が発生するのが一般的です。
そのため、変更対応のルールや進め方が曖昧なままプロジェクトを進めてしまうと、想定外の追加費用や納期遅延につながる可能性があります。
また、変更のたびに個別見積もりとなるのか、一定範囲内で対応可能なのかなど、契約条件によってコストやスピードは大きく変わります。
柔軟に対応できる体制が整っている会社であれば、業務の変化に合わせて継続的にシステムを改善していくことが可能です。
仕様変更が発生した場合の対応フローや費用の考え方、優先順位の付け方などを事前に確認し、運用を見据えて柔軟に対応できる会社を選びましょう。
見極めるポイント
- 仕様変更や追加開発の対応フローが明確に定義されているか
- 追加費用が発生する条件や算出方法が明確か
- 軽微な修正と大規模変更の区分が整理されているか
7-10.セキュリティ・障害対策を確認する
基幹システムは、顧客情報や売上データ、在庫情報など企業の重要な情報を扱うため、セキュリティの不備は情報漏えいや不正アクセスといった重大なリスクにつながります。
また、システム障害が発生した場合には、業務停止や機会損失など企業活動に大きな影響を与える可能性があります。
そのため、開発段階からセキュリティを考慮した設計ができているか、運用時の監視体制や障害発生時の対応フローが整備されているかを事前に確認する必要があります。
さらに、アクセス権限の管理やログ管理、バックアップ体制など、基本的なセキュリティ対策が適切に実装されているかも重要なポイントです。
セキュリティと障害対策の両面からリスクを最小限に抑え、安定して運用できる体制が整っている開発会社を選びましょう。
見極めるポイント
- セキュリティを考慮した設計・開発の実績があるか
- 障害発生時の対応フローや復旧体制が明確に定義されているか
- バックアップや監視など運用面での対策が整っているか
8.基幹システム開発会社選びで失敗する企業の共通点
基幹システム開発会社選びで失敗する企業には下記のような共通点があります。
失敗する企業の共通点
- 価格の安さだけで判断してしまう
- 技術力だけで判断してしまう
- 現場の課題を整理しないまま相談してしまう
- 開発会社に全て任せてしまう
- 1社の提案だけで決めてしまう
それぞれ詳しく解説していきます。
8-1.価格の安さだけで判断してしまう
価格の安さだけを基準に基幹システム開発会社を選んでしまうと、様々なトラブルにつながる可能性があります。
具体的には、以下のような失敗です。
価格の安さだけで判断してしまう:失敗例
- 要件定義が不十分で、現場に合わないシステムになる
- 開発体制やスキル不足により品質が低い
- 運用開始後の修正や追加開発が増え、費用が膨らむ
基幹システムは企業の中核業務を支える重要な仕組みのため、初期費用を抑えられても、後からの改修やトラブル対応が増えることで、結果的に総コストが高くなるケースも少なくありません。
価格だけで判断するのではなく、開発実績や対応範囲、運用・保守まで含めた総合的な観点で比較し、自社に合った基幹システム開発会社を選びましょう。
8-2.技術力だけで判断してしまう
技術力の高さだけを基準に基幹システム開発会社を選んでしまうと、期待した成果につながらない可能性があります。
具体的には、以下のような失敗です。
技術力だけで判断してしまう:失敗例
- 業務課題が十分に整理されず、現場で使われないシステムになる
- 必要以上に多機能となり、操作が複雑になる
- 本来不要な機能まで実装され、開発費用が膨らむ
基幹システムは、最新技術を導入することが目的ではなく、業務効率化や課題解決を実現することが目的です。
そのため、技術力が高くても業務理解や提案力が不足している場合、使いにくくコストだけが高いシステムになってしまうケースがあります。
技術力だけで判断するのではなく、その技術を使ってどのような業務課題を解決してきたのか、提案内容や導入効果まで含めて確認し、自社に最適な基幹システムを構築できる会社を選びましょう。
8-3.現場の課題を整理しないまま相談してしまう
現場の課題を整理しないまま基幹システム開発会社に相談してしまうと、目的に合わないシステムになる可能性があります。
具体的には、以下のような失敗です。
現場の課題を整理しないまま相談してしまう:失敗例
- 要望が曖昧なまま進み、必要な機能が抜け漏れる
- 現場の課題を理解できておらず、業務改善できないシステムになる
- 優先順位が整理されておらず、不要な機能にコストをかけてしまう
基幹システムは企業の中核業務に直結するため、何を改善したいのか、どの業務を効率化したいのか、が明確でなければ、適切な設計や提案を受けることができません。
そのため、開発会社に相談する前に、現状の業務フローや課題、改善したいポイントを整理し、目的を明確にしておくことが重要です。
自社の課題を整理したうえで相談することで、より精度の高い提案を受けやすくなり、基幹システム導入の成功確率を高めることができます。
8-4.開発会社に全て任せてしまう
開発会社にすべてを任せてしまうと、自社の目的に合わない基幹システムができてしまう可能性があります。
具体的には、以下のような失敗です。
開発会社に全て任せてしまう:失敗例
- 完成後に想定していた仕様と異なるシステムになる
- 現場の業務フローに合わず、運用されない
- 認識のズレにより追加改修が多発し、費用や納期が膨らむ
基幹システム開発は、開発会社だけで完結するものではなく、自社の業務理解や意思決定が不可欠です。
任せきりの状態では、細かな要件や現場の実態が反映されず、本来の目的である業務改善につながらないケースも少なくありません。
そのため、要件整理や優先順位付け、仕様確認には自社も主体的に関与し、各工程ごとに認識のすり合わせを行うことが重要です。
定例ミーティングやレビューを通じて継続的にコミュニケーションを取りながら進めることで、仕様のズレや手戻りを防ぎ、プロジェクトの成功確率を高めることができます。
8-5.1社の提案だけで決めてしまう
1社の提案だけで基幹システム開発会社を決めてしまうと、自社にとって最適な選択ができない可能性があります。
具体的には、以下のような失敗です。
1社の提案だけで決めてしまう:失敗例
- 提案内容や費用が適正か判断できない
- 他社と比較できず、自社に最適な設計ができない
- より良い提案やコスト削減の機会を逃してしまう
基幹システム開発は、同じ要件でも開発会社によって設計方針や提案内容、費用が大きく異なります。
1社のみの提案では、その内容が本当に最適なのかを判断することが難しく、結果的にミスマッチが発生するリスクがあります。
複数社から提案を受けることで、設計の考え方や対応範囲、費用感の違いを比較でき、自社に最適なパートナーを見極めやすくなります。
そのため、最低でも3社〜5社程度から提案・見積もりを取得し、内容と費用の両面から総合的に比較したうえで意思決定を行いましょう。
9.基幹システム開発の費用相場
基幹システム開発の費用は、システムの規模や開発手法、要件の複雑さによって大きく変動します。
そのため、「いくらかかるのか」を正確に把握するには、単純な相場だけでなく、どのような要因で費用が変わるのかを理解することが重要です。
特に基幹システムは、企業の中核業務を支えるシステムであるため、一般的な業務システムと比較しても開発規模が大きくなりやすく、数百万円から数億円規模まで幅広い費用帯になります。
この項目では、規模別の費用目安や開発手法ごとの違い、費用が変動する主な要因について整理し、自社のプロジェクトにおける適切な予算感を把握できるように解説します。
9-1.規模別費用の目安
基幹システム開発の費用は、システムの規模や対象範囲によって大きく異なります。
同じ「基幹システム」といっても、単一業務の管理システムから全社統合のERPまで幅広く存在するため、まずは規模ごとの目安を把握することが重要です。
明確な金額を一律に示すことは難しいものの、開発規模ごとの費用感を理解することで、自社のプロジェクトがどの程度の予算になるのかをイメージしやすくなります。
■ 規模別の費用目安
| 開発規模 | 費用相場 | 概要 |
|---|---|---|
| 小規模システム | 500万〜2,000万円 | 販売管理・在庫管理など単一業務のシステム |
| 中規模システム | 2,000万〜8,000万円 | 複数業務の連携(販売+在庫+会計など) |
| 大規模システム | 8,000万〜3億円以上 | 全社基幹システムの統合・複数拠点対応 |
| ERP(統合基幹システム) | 3,000万〜数億円以上 | 会計・販売・在庫・人事などの全社統合システム |
※上記はあくまで目安であり、実際の費用は機能数やカスタマイズ範囲、既存システムとの連携有無、開発体制などによって大きく変動します。
特に基幹システムは、業務フローの複雑さや連携システムの数によって工数が大きく変わるため、同じ規模に見えるプロジェクトでも費用に大きな差が出るケースがあります。
そのため、正確な費用を把握するためには、複数社から見積もりを取得し、開発規模だけでなく要件や対応範囲まで含めて比較することが重要です。
9-2.開発手法別の費用目安
基幹システム開発の費用は、どのような開発手法を選択するかによっても大きく変動します。
同じ目的のシステムであっても、既存ツールを活用するのか、ゼロから開発するのかによって必要な工数や人員、開発期間が異なるため、費用に大きな差が生まれます。
そのため、費用を検討する際は規模だけでなく、開発手法ごとの特徴と費用感を理解したうえで、自社に適した方法を選ぶことが重要です。
■ 開発手法別の費用目安
| 開発手法 | 費用相場 | 概要 |
|---|---|---|
| パッケージ導入+カスタマイズ | 100万〜1,000万円以上 | 既存システムをベースに自社業務に合わせて調整 |
| フルスクラッチ開発 | 2,000万〜数億円 | ゼロから自社専用の基幹システムを構築 |
| ノーコード/ローコード | 数十万〜数百万円 | 簡易的な業務システムを短期間・低コストで構築 |
パッケージやSaaSは、既に用意された機能を利用するため初期費用を抑えやすく、短期間で導入できる点が特徴です。一方で、業務をシステムに合わせる必要があるため、カスタマイズには制限があります。
一方、フルスクラッチ開発は自社の業務フローに完全に合わせたシステムを構築できますが、開発期間が長くなり、費用も高額になりやすい傾向があります。
このように、開発手法ごとに費用と柔軟性が大きく異なるため、どこまで自社業務に合わせたいのか、どの程度の予算・期間を確保できるのかを明確にすることが重要です。
9-3.費用が変わる要因
基幹システム開発の費用は、同じ規模や開発手法であっても、条件によって大きく変動します。
特に基幹システムは、企業の中核業務に直結するため、要件の複雑さや品質要件によって工数が大きく変わり、結果として費用にも大きな差が生まれます。
■ 費用を左右する主な要因
| 費用に影響する要素 | 概要 |
|---|---|
| 人件費 | エンジニア・PMのスキルや体制によって単価が変動 |
| 要件の複雑さ | 業務フローの複雑さや機能数、外部連携の多さで工数が増加 |
| 対応工程の範囲 | 要件定義〜保守まで含めるほど費用が高くなる |
| カスタマイズの度合い | 独自機能が増えるほど開発工数が増加 |
| 既存システムとの連携・移行 | データ移行やシステム統合の難易度によりコストが増加 |
| 品質・セキュリティ要件 | テスト工程やセキュリティ対策の強化でコストが増加 |
このように、基幹システム開発の費用は複数の要因によって構成されています。
同じような規模や条件に見える案件でも、要件の複雑さや対応範囲、求められる品質によって必要な工数は大きく変わり、その会社の開発体制によっても費用にも差が生まれるのです。
10.よくある質問(FAQ)
Q1.基幹システム開発の費用はいくらですか?
基幹システム開発の費用は、一般的に500万円〜数億円以上と幅広く、規模や要件によって大きく異なります。
小規模な業務システムであれば500万〜2,000万円程度、中規模で2,000万〜8,000万円、大規模なERPや全社統合システムでは1億円以上になるケースもあります。
Q2.基幹システムの開発期間はどれくらいかかりますか?
基幹システムの開発期間は、小規模で1〜3ヶ月、中規模で4〜8ヶ月、大規模では1年以上が目安です。
一般的には、要件定義・設計・開発・テストといった工程を経て進むため、全体で半年〜1年以上かかるケースが多くなります。
Q3.基幹システムの開発は大手に依頼した方がいいですか?
全社規模の基幹統合や高い信頼性が求められる場合は大手、コストや柔軟性を重視する場合は中小企業に依頼するのが現実的です。
大手開発会社は、大規模プロジェクトの実績やリソースが豊富で、安定性や品質を重視する場合に適しています。一方で、費用が高く、柔軟な対応が難しい場合もあります。
中小開発会社は、コストを抑えつつ柔軟に対応できる点が強みで、業種特化のノウハウを持つ企業も多いです。
Q4.フルスクラッチとパッケージ、どちらを選ぶべきですか?
業務の再現性を重視するならフルスクラッチ、コストとスピードを重視するならパッケージが適しています。
フルスクラッチ開発は、自社の業務に完全に合わせたシステムを構築できるため、独自の業務フローを再現したい企業に向いています。
パッケージは既存の機能を活用するため、低コスト・短期間で導入できるのが特徴ですが、業務をシステムに合わせる必要があります。
Q5.保守運用まで依頼した方がよいですか?
基本的には、保守運用まで含めて依頼することを推奨します。
基幹システムは導入後も継続的な運用・改善が必要であり、障害対応やセキュリティ対策が不十分だと業務停止や損失につながる可能性があります。
特に社内にエンジニアがいない場合は、外部に任せることで安定稼働や迅速なトラブル対応が可能になります。
Q6.基幹システム開発会社は何社くらい比較すべきですか?
基幹システム開発会社は、3〜5社程度の比較が最も適切です。
1社だけでは費用や提案内容の妥当性を判断できず、逆に多すぎると比較に時間がかかりすぎてしまいます。
複数社を比較することで、設計方針や提案力、費用の違いが明確になり、自社に最適なパートナーを選びやすくなります。
Q7.開発会社に相談する前に、社内で何を整理しておくべきですか?
目的・課題・予算・納期の4点を整理しておくことが重要です。
具体的には、現状の業務フローや課題、必要な機能の優先順位、システム利用者、連携が必要な既存システムなどを明確にしておく必要があります。
これらが整理されていないと、要件が曖昧になり、見積もりの精度が低下したり、開発途中での仕様変更が増える原因になります。
Q8.要件が固まっていなくても相談できますか?
要件が固まっていなくても相談は可能です。
むしろ、初期段階から相談することで、課題の整理や優先順位付け、最適なシステム構成の提案を受けやすくなります。
まずは現状の課題や実現したいことを共有し、専門家と一緒に要件を具体化していくことが成功のポイントです。
11.基幹システム開発を外注する前にするべきこと
基幹システム開発は、事前準備の有無でその成否が大きく分かれます。
ここでは、外注前に整理しておくべき重要なポイントを解説します。
11-1.基幹システムを導入する目的を明確にする
目的が曖昧なまま外注してしまうと、開発会社との認識にズレが生じやすく、追加開発やコスト増加の大きな原因となります。
例えば、「業務を効率化したい」という抽象的な目的ではなく、下記のように具体的な課題と達成したい状態まで言語化することが重要です。
「月末の集計作業を3日から1日に短縮したい」
「在庫管理のミスを減らし、欠品を防ぎたい」
また、以下のような観点で整理しておくと、開発会社からの提案精度が大きく向上します。
目的に必要な観点
- 現在の業務フローと課題
- システム導入後に実現したい状態
- 実際に利用するユーザーと利用シーン
このように目的を具体化することで、必要な機能や優先順位が明確になり、無駄な開発やコスト増加を防ぐことができます。
11-2.開発・導入する基幹システムの形態を決める
基幹システムは、運用方法や開発手法に複数の選択肢があり、それによって費用や開発期間、運用方法が大きく異なります。
・運用形態:クラウド型、オンプレミス(自社保有)型
・開発手法:パッケージ導入、フルスクラッチ開発
この方向性が曖昧なまま相談すると、提案内容や見積もりの前提が揃わず、比較が難しくなる原因になります。
例えば、クラウド型やパッケージ導入は、初期費用を抑えて短期間で導入しやすい一方、継続的なランニングコストが発生します。
一方、オンプレミス型やフルスクラッチ開発は、初期費用が高額になりやすいものの、自社業務に合わせた柔軟な設計や長期的な運用に適しています。
■基幹システム開発の運用形態とメリット・デメリット
| 運用形態 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| クラウド型 |
初期費用を抑えやすい 短期間で導入しやすい アップデートや保守の負担を軽減しやすい |
月額・年額の利用料が継続的に発生する カスタマイズの自由度が低い場合がある ベンダーの仕様変更に影響を受けやすい |
| オンプレミス型 |
自社環境に合わせて運用しやすい セキュリティや権限管理を自社基準で設計しやすい 既存システムと密接に連携しやすい |
初期費用が高額になりやすい サーバーやインフラの管理負担が大きい 導入・運用に専門知識が必要になりやすい |
■基幹システム開発の開発手法とメリット・デメリット
| 開発手法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| パッケージ導入 |
短期間で導入しやすい 費用を抑えやすい すでにある機能を使えるため安定性を期待しやすい |
自社業務に完全には合わないことがある 柔軟なカスタマイズに限界がある 業務側がシステムに合わせる必要が出やすい |
| フルスクラッチ開発 |
自社業務に合わせて最適化しやすい 独自の業務フローや要件に対応しやすい 将来的な拡張や差別化につなげやすい |
開発費用が高額になりやすい 開発期間が長くなりやすい 要件定義や運用設計が不十分だと失敗時の損失が大きい |
基幹システムの形態は、その後の費用や運用に大きく影響するため、自社の目的や予算に合わせて方向性を決めておくことが重要です。
11-3.セキュリティ体制を整えている開発会社を選定する
基幹システムは企業の重要なデータを扱うため、セキュリティ体制が整っている開発会社を選定することが不可欠です。
販売・会計・人事などの機密情報を扱う基幹システムでトラブルが発生すると、情報漏洩や業務停止につながり、企業の信用や売上に大きな影響を与えます。
そのため、開発会社に依頼する前には、セキュリティへの取り組みも必ず確認しなければなりません。
具体的には、ISO27001(ISMS)などの国際規格に準拠しているかどうかをチェックすることで、一定水準のセキュリティ管理体制が整っているかを判断できます。
あわせて、データの暗号化やアクセス制御、バックアップ体制など、実際の運用レベルでどのような対策が取られているかも確認しましょう。
さらに、過去のセキュリティインシデントの有無や、その際の対応実績も重要な判断材料となります。
セキュリティでチェックしておくべきポイント
- ISO27001(ISMS)などの認証取得の有無
- アクセス権限・認証(多要素認証など)の設計
- データの暗号化(通信・保存時)の対応状況
- バックアップ体制と障害時の復旧手順
- 過去のセキュリティインシデントの有無と対応実績
契約前にはセキュリティポリシーの内容を確認し、必要に応じて機密保持やデータ管理に関する契約条項を明確にしておくことが重要です。
基幹システムは安全に運用できることが前提となるため、セキュリティ体制まで含めて信頼できる開発会社を選ぶことが、長期的な安定運用につながります。
12.まとめ
基幹システムは企業の中核業務を支える重要な基盤であるため、価格や技術力だけで判断するのではなく、要件定義力や提案力、運用・保守体制まで含めて総合的に比較するのがおすすめです。
また、最初から1社に絞るのではなく、3〜5社程度に見積もりを依頼し、提案内容や対応範囲、担当者の理解度まで確認することで、ミスマッチを防ぐことができるはずです。
本記事が、貴社の目的に合った基幹システム開発会社を見つける一助となれば幸いです。
本記事に掲載した各企業様に関する情報について、内容の修正や削除をご要望の場合は【問合せフォーム】よりご連絡ください。