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    「ラボ型オフショア開発サービス」で実現した開発効率と品質改善の両立
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社内メンバーと同じ当事者意識が開発を加速させる!
「ラボ型オフショア開発サービス」で実現した開発効率と品質改善の両立

クライアント

リーウェイズ株式会社

開発部リーダー兼「Gate.」のプロダクト・オーナー 御園生 侑里様

リーウェイズ株式会社は不動産事業者や金融機関向けに、AI査定や投資シミュレーションなどのSaaSを提供する会社です。
2014年創業以来、情報の非対称性が問題視されている不動産業界においてデータブローカとしての役割を担っています。その上で、テクノロジーを使って不動産業界の透明性を高めることで不動産マーケットを拡大することをミッションに掲げ、サービスを提供しています。同社の主力サービス「Gate.」の開発体制強化のため、オルグローラボの「ラボ型オフショア開発サービス」を導入しました。
サービス導入の経緯や成果について、開発部リーダーで「Gate.」のPO(プロダクト・オーナー)である御園生氏にお話を伺いました。

技術力と安定性を重視したパートナー選び

ーこれまでの開発体制における課題について教えていただけますか?

  • 御園生氏

    以前は別のオフショア開発会社と協力していたのですが、人材の入れ替わりが頻繁で、引き継ぎがうまくいかずコードが複雑化してしまう課題を抱えていました。また、テキストコミュニケーションの際、日本語からベトナム語への翻訳者を介するため仕様をエンジニアに伝えるまでにタイムラグや認識違いが発生することもありました。 エンジニアを採用するという選択肢もありましたが、市場での競争が激しく、即戦力となる人材の確保が難しい状況でした。また、未経験者の育成には時間がかかってしまいます。そこで、技術力の高い新たな外部パートナーを探すことになりました。

ー新しいパートナー選定において、どのような点を重視されましたか?

  • 御園生氏

    まず重視したのが技術力です。オルグローラボの「ラボ型オフショア開発サービス」を選んだ大きな理由は、技術力の高いエンジニアが多数在籍していることでした。候補となるエンジニアのスキルセットや経験を事前に詳しく確認できたことも、安心感につながりましたね。 また、エンジニアと直接コミュニケーションが取れる体制も、私たちのニーズにマッチしていました。最初は翻訳者なしで大丈夫かという不安もありましたが、実際に始めてみると、むしろスピーディなやり取りが可能になり、開発効率が向上したんです。加えて、ベトナム人エンジニアは技術力が高く、日本と比較して費用面でも優位性があります。総合的に見て最適なパートナーだと判断し、オルグローラボの「ラボ型オフショア開発サービス」の導入を決めました。

UI/UXの向上と新機能開発で顧客満足度アップを実現

ー導入後、具体的にどのような成果が出ているのでしょうか?

  • 御園生氏

    最も大きな成果は、「Gate.」におけるUI/UXの大幅な改善です。コードの簡略化やローディング部分の改善など、ユーザビリティを向上させる施策を次々と実現できました。実際に導入企業様へ行ったインタビューでも「ラボ型オフショア開発サービス」を導入する前と比較すると、「かなり使いやすくなった」という評価をいただいています。 また、新機能の開発も順調に進み、「新しい機能を使ってみたい」という理由で新規契約をいただくケースも出てきました。これまでの業務委託とは異なり、2名の専任エンジニアが継続的に担当してくれているおかげで、私たちのサービスへの理解が深まり、さらに品質が高まっていくという好循環が生まれています。

ー開発スピードの変化はいかがでしょうか?

  • 御園生氏

    テキストでのコミュニケーションが難しい場合は、臨時でミーティングを設定するなど、柔軟に対応していただけるのが嬉しいですね。以前はテキストコミュニケーション時に翻訳者を介することで生じていた遅延がなくなり、開発スピードが向上しました。こちらの説明が不十分な場合でも、すぐに補足や修正ができるので助かっています。また、担当エンジニアが真摯に取り組んでくれているおかげで、コードの品質も着実に改善されています。

ー予想以上に良かった点はありますか?

  • 御園生氏

    正直なところ、最初は言語の壁を心配していました。実際、日本語とベトナム語を翻訳してお互いにコミュニケーションをとるので、正確に意図が伝わらず言語の壁を感じることはあります。ただ、テキストで伝わらないときは翻訳の方を含めたMTGを設定いただけますし、基本的にはエンジニアとの直接のやり取りで開発を進めてくれるので大変助かっています。また、担当エンジニアの作業スピードの速さには驚かされています。時には私たちの依頼が追いつかないほどのスピードで対応してくれることもあります。このような迅速な開発体制により、顧客からの要望にも素早く対応できるようになりました。

社内メンバーと同じ意識で進める開発体制

ーラボ型オフショア開発の導入を検討している企業様へ、アドバイスをいただけますか?

  • 御園生氏

    「ラボ型オフショア開発サービス」の最大の魅力は、社外の方でありながら、一緒にサービスを作っているという実感を持ちながら進められる点です。担当エンジニアが自分ごととしてプロジェクトに関わってくれるので、社内メンバーと同じような一体感を持って開発を進められています。これは、サービスを提供する側として非常に心強く感じています。

ー今後の展望についてお聞かせください。

  • 御園生氏

    今後も「Gate.」の開発は、この体制を継続していく予定です。さらに、弊社で手掛けている別の案件や新しいプロジェクトでもご協力いただく機会があるのではないかと考えています。不動産業界ではDXの取り組みに大きな差が出てきており、先進的なAIツールを積極的に導入する企業がある一方で、まだ古いシステムを使っている企業やシステム自体を導入していない企業も少なくありません。特に昨今は解約防止が重要な課題となっており、より使いやすいサービスの提供が求められています。そのためにも、UI/UXの改善や新機能の開発を継続的に進めていく必要があります。専任エンジニアとの強固な信頼関係を基盤に、今後も不動産業界のDXをリードしていきたいですね。