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2024.07.25

コーディング代行おすすめ10選!利用する際のチェックポイントも解説

コーディング代行おすすめ10選!利用する際のチェックポイントも解説

コーディングを代行してくれる企業をお探しではないでしょうか。
本記事では、コーディング代行のおすすめ企業10社の概要からおすすめポイント、実績、費用まで詳しく紹介します。
コーディング代行の費用相場や利用するメリット、選び方、利用する際のチェックポイント、依頼する流れについても解説しています。コーディング代行会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

    1. コーディング代行のおすすめ10選

    おすすめのコーディング代行サービスは以下の10社です。

    1. オルグローラボ株式会社
    2. ファーストネットジャパン
    3. e-coding
    4. クロノドライブ
    5. くまweb
    6. CodingPack
    7. シーサーコーディング
    8. コーディングベア
    9. コーディングマイスター
    10. ZEROコーディング

    それぞれの企業の概要からおすすめポイント、費用まで詳しく紹介します。

    1-1. オルグローラボ株式会社

    サービスサイトはこちら

    オルグローラボ株式会社は、React.jsやVue.jsといったJavascriptフレームワークの開発、TypeScriptを利用した保守性に優れた開発を得意とする企業です。コーディング代行サービスのほかにも、ラボ型オフショア開発やコーディングスクール、エンジニア採用支援を行っています。

    オススメのポイント

    • 自社でコーディングスクールを運営
    • 現場で活躍する現役エンジニアが対応
    • お問い合わせから最短1日でのご提供が可能

    会社名オルグローラボ株式会社
    URLhttps://allgrow-labo.jp/
    TEL03-5784-4330
    本社所在地東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 6階
    設立年2014年
    事業内容【ラボ型オフショア開発事業】
    ソフトウェア開発、Web開発、モバイルアプリ開発、
    WEB制作、ECサイト構築、業務系システム開発、
    各種運用保守、QA(品質保証)など
    【コーディングスクール事業】
    【エンジニア採用支援事業】
    価格感※ラボ型オフショアサービス
    PHPプログラマー:約230,000円/月~
    HTMLコーダー:約175,000円/月~
    Reactエンジニア:約290,000円/月~

    1-2. ファーストネットジャパン

    株式会社 ファーストネットジャパンは、コーポレートサイトや採用サイト、ECサイト、オウンドメディアなどのWEB制作、SEO対策やWEB広告、SNSアカウント運用などによるWEB集客、グラフィックデザイン、翻訳サービスを提供する企業です。

    オススメのポイント

    • W3C基準に沿った正しい文法でコーディングを実施
    • 独自のガイドラインとレギュレーションにより高品質を確保
    • 第三者による二重チェック体制

    会社名株式会社 ファーストネットジャパン
    URLhttps://www.1st-net.jp/
    TEL06-6777-3688
    本社所在地大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
    設立年2006年
    事業内容Web制作
    Webマーケティング
    グラフィックデザイン
    翻訳
    価格感要問合せ

    1-3. e-coding

    e-codingは、株式会社モペットが提供するコーディング代行サービスです。株式会社モペットは、WEBサイトの企画・デザイン・構築・開発やオウンドメディア・コンテンツ開発、WEBマーケティング業務などのサービスを提供しています。

    オススメのポイント

    • コーディング17年、1,000件を超える実績
    • 最短1日から対応可能
    • 経験豊富な日本人スペシャリストコーダーが10名在籍

    会社名株式会社モペット
    URLhttps://e-coding.net/
    https://moped.co.jp/
    TEL03-5432-9219
    本社所在地東京都渋谷区東2-17-12 パーシモン・チバ201
    設立年
    事業内容ウェブサイトの企画・デザイン・構築・開発
    オウンドメディア・コンテンツ開発
    ウェブマーケティング業務
    上記に付随する業務
    価格感要問合せ

    1-4. クロノドライブ

    クロノドライブは、株式会社クロノドライブが提供するコーディング代行サービスです。

    クロノドライブの対応可能業務
    ・PCサイトコーディング
    ・スマートフォンサイト
    ・レスポンシブWebデザイン
    ・コーディング
    ・WordPress構築
    ・ECサイト構築
    ・JavaScript対応
    ・更新作業一括代行
    ・チェック代行
    ・デザイン制作

    オススメのポイント

    • 10年以上積み重ねてきた経験をベースとしたコーディングガイドライン
    • 5,000件を超える対応実績
    • 専門部署によるチェック体制

    会社名株式会社クロノドライブ
    URLhttps://html-coding.co.jp/
    TEL
    本社所在地東京都千代田区飯田橋3-2-2 飯田橋3丁目ビル3F
    設立年2000年
    事業内容Webサイト構築に関わるHTMLコーディングのアウトソース
    各種CMS構築およびサポート業務
    価格感PCサイトコーディング
    1ページ:1,980円
    おまかせプラン 設計料:25,000円
    こだわりプラン 設計料:30,000円
    ※詳細はお問い合わせください

    1-5. くまweb

    くまwebは、株式会社くまwebが提供するコーディング代行サービスです。

    くまwebの対応可能業務
    ・HTMLコーディング
    ・WordPress構築
    ・ECサイトコーディング
    ・記事の引越し
    ・レンタルコーダー

    オススメのポイント

    • 30人のコーダーチームによる迅速な対応
    • 28,000ページを超えるコーディング実績
    • 専属チェッカーによるダブルチェック

    会社名株式会社くまweb
    URLhttps://kumaweb-d.com/
    https://kumaweb-coding.jp/
    TEL0965-45-9825
    本社所在地熊本県八代市千反町1-1-20
    設立年2010年
    事業内容サイトの企画、設計、開発、運営及び販売
    インターネット上のショッピングモールの開設及び運営
    システムの企画、設計、開発、運営及び販売
    価格感トップページ:20,000円 〜 30,000円
    下層ページ:6,000円 × ページ数
    流し込みページ:2,000円 ~
    ※詳細はお問い合わせください

    1-6. CodingPack

    CodingPackは、株式会社だいずらぼが提供するコーディング代行サービスです。

    CodingPackの対応可能業務
    ・HTMLコーディング
    ・WordPress制作
    ・デザイン制作

    オススメのポイント

    • 基本料金0円
    • 総案件数350件、3,500ページを超える納品実績
    • 各種ブラウザでの表示確認・品質チェック

    会社名株式会社だいずらぼ
    URLhttps://www.codingpack.jp/
    https://www.daizu-lab.jp/
    TEL050-5370-4607
    本社所在地神戸市中央区元町通4-6-21 ジュネスビル6階1号
    設立年2008年
    事業内容中小企業向けクラウドERPシステム
    WEB制作
    アクセス解析
    SEO対策
    価格帯ソリッドレイアウト (固定幅デザイン):13,200円~
    リキッドレイアウト(相対・可変幅デザイン):19,800円~
    ※詳細はお問い合わせください

    1-7. シーサーコーディング

    シーサーコーディングは、マニュアルDX事業やWeb CMS事業、英語圏オフショア事業を展開する株式会社サイバーテックが提供するコーディング代行サービスです。

    シーサーコーディングの対応可能業務
    ・HTMLコーディング・CSSコーディング
    ・テキスト大量流し込み
    ・レスポンシブレイアウト対応
    ・ランディングページのHTMLコーディング
    ・CMSのテンプレートコーディング
    ・CSSコーディング
    ・お問い合わせフォームの設置

    オススメのポイント

    • 沖縄にある自社ニアショア拠点からの日本人による対応
    • 中間コストを徹底的に排除することで低価格を実現
    • 自社コーディングチーム構築による迅速な対応

    会社名株式会社サイバーテック
    URLhttps://okinawa.itoutsourcing.jp/
    https://www.cybertech.co.jp/
    TEL03-5457-1770
    本社所在地東京都渋谷区円山20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
    設立年1998年
    事業内容マニュアルDX事業
    Web CMS事業
    英語圏オフショア事業
    価格帯HTMLコーディング
    基本価格:30,000円~
    ページ作成価格:5,000円~/1P
    HTMLテキスト流し込み:1,000円~/1P
    CSSファイル作成:¥10,000~/1ファイル
    ※詳細はお問い合わせください

    1-8. コーディングベア

    コーディングベアはドーン株式会社が提供するコーディング代行サービスです。

    コーディングベアの対応可能業務
    ・リキッドレスポンシブ
    ・ソリッドレスポンシブ
    ・モックアップコーディング
    ・HTMLコーディング
    ・タブレットコーディング
    ・スマートフォンコーディング
    ・流込・複製コーディング

    オススメのポイント

    • 直接雇用の社員による完全内製
    • 独自のガイドラインとレギュレーションにより属人性を解消
    • 納品後30日以内なら無償で修正対応

    会社名ドーン株式会社
    URLhttps://coding-bear.com/
    https://dawn.co.jp/
    TEL03-5510-1515
    本社所在地東京都港区芝大門1-10-18 PMO芝大門2F
    設立年2008年
    事業内容フロントエンド開発
    コーディングリファレンス「KONOCODE」
    価格帯レスポンシブなし:7,500円
    ソリッド レスポンシブ:10,000円
    リキッド レスポンシブ:15,000円
    管理画面系システムモックアップ:15,000円
    →4,000pxにつき
    流込・複製:1,500〜10,000円
    →1ページにつき
    ※詳細はお問い合わせください

    1-9. コーディングマイスター

    コーディングマイスターは、株式会社ノッツドッツが提供するコーディング代行サービスです。

    コーディングマイスターの対応可能業務
    ・レスポンシブコーディング
    ・パソコンコーディング
    ・スマートフォンコーディング
    ・Javascript実装
    ・メールフォーム設置
    ・WordPress実装

    オススメのポイント

    • 少数ページ制作から大規模サイトまで幅広く対応
    • マイスタークラスのコーダーによるチェック体制
    • 納品後の修正にも柔軟に対応

    会社名株式会社ノッツドッツ
    URLhttp://codingmeister.com
    https://knotsdots.com/
    TEL03-6384-7581
    本社所在地東京都日野市日野本町1-15-15 へーべルドルフレジデンス2F
    設立年2013年
    事業内容HTML・CSSコーディング
    WordPress構築
    WEBシステム開発
    価格帯基本料金(1サイトあたり):30,000円
    PC・スマホサイト
    べースページコーディング:6,000円〜
    下層ページコーディング:4,000円〜
    レスポンシブサイト(PC・スマホ・タブレット)
    ベースページコーディング:12,000円〜
    下層ページコーディング:8,000円〜
    ランディングページ(LP)
    PC・スマホ:25,000円〜
    レスポンシブ:50,000円〜
    ※詳細はお問い合わせください

    1-10. ZEROコーディング

    ZEROコーディングは、ホームページの企画からデザイン、コーディング、運用までワンストップで対応しているWEB制作会社の合同会社フレックスプランニングが提供するコーディング代行サービスです。

    オススメのポイント

    • 基本料金・ディレクション・JavaScript実装無料
    • モバイル端末での操作性を考慮したマルチデバイス対応
    • HTML構造最適化によるSEO内部対策

    会社名合同会社フレックスプランニング
    URLhttps://zero-coding.net/
    https://www.flex-planning.com/
    TEL06-4400-0221
    本社所在地大阪市北区梅田1丁目11番4号 大阪駅前第4ビル9階923-1176号
    設立年2017年
    事業内容ホームページ企画/制作
    ホームページ運用/保守
    レスポンシブウェブデザイン
    スマートフォンサイト制作
    ランディングページ(LP)制作など
    価格帯PCサイトコーディング
    トップページ: 13,200円~
    下層ページ: 3,300円~
    LP(ランディングページ): 16,500円~
    レスポンシブコーディング(PC・スマホ)
    トップページ: 19,800円~
    下層ページ: 6,600円~
    LP(ランディングページ): 22,000円~
    ※詳細はお問い合わせください

    2. コーディング代行の費用相場

    コーディング代行サービスは、コーディングするページ単位で費用が発生します。トップページは10,000円〜40,000円、下層ページは5,000円~10,000円程度が費用の目安です。

    ページ単価が低い場合は、30,000円~50,000円程度の基本料金が発生する場合があります。

    複雑な機能や動的なコンテンツの追加、レスポンシブ対応などについては別途費用が発生する場合もあるため、契約する前に見積もりを出してもらうようにしましょう。

    3. コーディング代行を利用するメリット

    コーディング代行を利用するメリットは以下の3点です。

    • 人的リソースとコストの削減ができる
    • クオリティの高いWEBサイトの構築ができる
    • 納品スピードを速められる

    それぞれのメリットについて詳しく解説します。

    3-1. 人的リソースとコストの削減ができる

    コーディング代行を利用するメリットの1つ目は、人的リソースとコストの削減ができることです。

    自社でコーディングを内製する場合、従業員の人的リソースがコーディングに割かれてしまうため、本業がおろそかになってしまう恐れがあります。また、自社でコーディングを行うためには、従業員へ教育や研修を行うコストも必要です。

    一方、コーディング代行サービスを利用すれば、従業員への教育や研修は必要なく、コーディングのための人的リソースを削減できます。

    3-2. クオリティの高いWEBサイトの構築ができる

    コーディング代行を利用するメリットの2つ目は、クオリティの高いWEBサイトの構築ができることです。

    多くのコーディング代行会社には、最先端技術や最新言語に精通したコーダーやプログラマーが在籍しています。最新技術を取り入れたコーディングができるため、自社でコーディングを内製する場合より、クオリティの高いWEBサイトの構築が可能です。また、納品された成果物から、プロのコーディング技術やノウハウを学べるでしょう。

    3-3. 納品スピードを速められる

    コーディング代行を利用するメリットの3つ目は、納品スピードを速められることです。

    業種にもよりますが、一般的に専業のコーダーやプログラマーが在籍している企業は少ないです。自社でコーディングを内製する場合、専門職ではない従業員が本業の合間にコーディングを行うため、いつまでにコーディングが完了するか予想できません。プロのコーダーやプログラマーに比べてスキルや経験が不足しているため、時間がかかることもあるでしょう。

    一方、コーディング代行サービスを利用すれば、自社でコーディングを内製する場合と比べて、大幅に納品スピードを速められます。コーディング代行会社には、コーディングの経験が豊富で最先端の開発言語に精通したコーダーやプログラマーが在籍しているからです。コーディング作業をコーディング代行サービスに任せることで、自社従業員の負担を軽減し、本業に専念できます。

    4. コーディング代行の選び方

    コーディング代行の選び方は以下の5点です。

    • 技術力、正確性のある企業を選ぶ
    • 納品までのスピードで選ぶ
    • 担当者とのコミュニケーションのしやすさで選ぶ
    • コーディング代行の実績で選ぶ
    • 日本のコーティングに精通した企業を選ぶ

    それぞれの選び方について詳しく解説します。

    4-1. 技術力、正確性のある企業を選ぶ

    コーディング代行の選び方の1つ目は、技術力、正確性のある企業を選ぶことです。

    コーディングには開発言語に関する知識や技術力が必要であり、だれがコーディングを行っても同じ内容になるわけではありません。経験不足なコーダーやプログラマーがコーディングを行った場合、複雑で見づらいコードになってしまい、ミスの発見や修正に手間がかかる場合があります。

    コーディング代行会社の技術力や正確性を見極めるのは困難ですが、過去の実績やブログなどを参考に判断することをおすすめします。

    4-2. 納品までのスピードで選ぶ

    コーディング代行の選び方の2つ目は、納品までのスピードで選ぶことです。

    開発言語のトレンドは移り変わりが激しく、最先端技術を活用したコーディングに対応できるかどうかは、納品までのスピードに大きく影響します。

    たとえば、JavaScriptのライブラリ「JQuery」を活用すると、JavaScriptをスムーズに実装できるため、コーディングにかかる時間を大幅に短縮することが可能です。また、前述したようにコーディング技術が高ければ正確かつシンプルなコードが記述できるため、ミスの発見や修正の時間を短縮でき、納品スピードが向上します。

    4-3. 担当者とのコミュニケーションのしやすさで選ぶ

    コーディング代行の選び方の3つ目は、担当者とのコミュニケーションのしやすさで選ぶことです。

    多くのコーディング代行サービスでは、業務効率化の一貫としてWEB上での対応を中心としているケースがほとんどです。

    担当者はクライアントの事務所へ訪問せず、電話やメール、チャットツール、Web会議ツールを使用したコミュニケーションを行います。動的なコンテンツを実装する場合やページ数の多いサイトのコーディングを依頼する場合は、電話やメールだと認識の齟齬が生まれやすいです。

    普段使用しているチャットツールが使用できるか、Web会議ツールを使用した打ち合わせは可能か、対面での打ち合わせには対応しているかを確認しておきましょう。

    4-4. コーディング代行の実績で選ぶ

    コーディング代行の選び方の4つ目は、コーディング代行の実績で選ぶことです。

    コーディングは誰が記述しても同じ結果になるわけではなく、コーダーやプログラマーの技術力次第で大きな差が生じます。

    コーディング代行サービスを選ぶ場合は、どのような機能を実装できているのか、魅力的なデザインになっているかなど、コーディング代行会社の実績を確認することが重要です。コーディング代行会社のサイトに掲載された実績を確認し、実績をまとめた資料を提出してもらいましょう。

    4-5. 日本のコーティングに精通した企業を選ぶ

    コーディング代行の選び方の5つ目は、日本のコーティングに精通した企業を選ぶことです。

    コーディング代行サービスを提供する会社の中には、オフショア開発を中心とした海外で事業を展開している会社もあるため、コーダーやプログラマーが日本人だとは限りません。

    コーディングの実務を担当するコーダーやプログラマーが日本人ではない場合、日本語でのコミュニケーションがスムーズに行えなかったり、日本のコーディング事情を理解していなかったりする恐れがあります。コーディング代行サービスを選ぶ場合は、日本のコーティングに精通した企業を選びましょう。

    5. コーディング代行を利用する際のチェックポイント

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントは以下の通りです。

    • レスポンシブ対応の有無
    • 1ページの範囲の定義
    • コーディングガイドラインの有無
    • 流し込みページの対応
    • ボリュームディスカウント対応
    • 見積もり内容の詳細と特急料金
    • 対応可能な納期
    • サポート体制の内容
    • WordPressなどのCMSツールの対応可否

    それぞれのチェックポイントについて詳しく解説します。

    5-1. レスポンシブ対応の有無

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの1つ目は、レスポンシブ対応の有無です。

    レスポンシブ対応とは、スマホやタブレットなどのモバイル端末でページを表示してもページのレイアウトが崩れないようにすることです。

    近年ではスマホでページを閲覧するユーザーが増加しており、レスポンシブ対応は必須の作業といえるでしょう。レスポンシブ対応に別途料金が発生するケースや、無料でレスポンシブ対応してくれるケースもあります。

    5-2. 1ページの範囲の定義

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの2つ目は、1ページの範囲の定義です。

    コーディング代行サービスではページ単位で料金が設定されていますが、定義したページの範囲を超えると別のページとしてカウントされます。

    1ページの範囲の定義はコーディング代行サービスごとに異なるため、A社では13ページでカウントされているのに、B社では15ページでカウントされているといったことが発生する恐れがあります。依頼する前に、コーディング代行サービスの1ページの範囲の定義を確認しておきましょう。

    5-3. コーディングガイドラインの有無

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの3つ目は、コーディングガイドラインの有無です。

    コーディングガイドラインとは、コーディング代行サービスで実施されるコーディングの書式や形式を統一するためのガイドラインです。

    コーディングガイドラインが設定されていることで、コーディング作業の効率化や品質確保、エラーの早期発見につながります。多くのコーディング代行サービスでは独自のコーディングガイドラインが設けられており、コーディングガイドラインが公開されているケースもあります。

    複数のコーダーが関わるコーディングの場合は、コーディングガイドラインの有無を確認しておきましょう。

    5-4. 流し込みページの対応

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの4つ目は、流し込みページの対応です。

    流し込みページとは、レイアウトやCSSを変更せず、テキストや画像、リンクだけを差し替えるページです。

    流し込みページはコーディングの作業量が少ないため、通常のコーディングより費用を安く設定している場合があります。レイアウトやCSSの変更が不要なページが多い場合は、流し込みページに対応しているかを確認しておきましょう。

    5-5. ボリュームディスカウント対応

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの5つ目は、ボリュームディスカウント対応です。

    ボリュームディスカウントとは、コーディングページ数が増えるごとに1ページ当たりの費用が安くなる料金設定です。

    たとえば、10ページ10万円、1ページ当たり1万円のところが、50ページだと40万円、1ページあたり8千円といったように、トータルコストを抑えて依頼できます。まとまったページ数のコーディング依頼を予定している場合は、ボリュームディスカウントに対応しているかを確認しましょう。

    5-6. 見積もり内容の詳細と特急料金

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの6つ目は、見積もり内容の詳細と特急料金です。

    コーディング代行によっては、コーディング料金だけでなく基本料金が設定されているケースもあります。

    また、急いでコーディングしてもらいたいクライアント向けに特急料金を設定しているケースもあります。目安としては、通常料金の30%程度が料金に追加されます。コーディング単価だけで判断すると最終的な予算を超えてしまう恐れがあるため、基本料金や特急料金が設定されているかを確認しましょう。

    5-7. 対応可能な納期

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの7つ目は、対応可能な納期です。

    クライアントが指定する納期までに納品できるかは、コーディング代行会社に所属するコーダーの人数に大きく左右されます。

    また、クラウドソーシングサイトなど外部からコーダーを確保しているコーディング代行会社の場合は作業開始までに時間がかかるため、希望する納期までに対応できない恐れがあります。

    納期が決まっている場合は、コーディング代行会社に専属のコーダーが何人いるか、コーダーを外部から調達しているかを確認しておきましょう。

    5-8. サポート体制の内容

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの8つ目は、サポート体制の内容です。

    コーディング代行サービスによっては、コーディングだけでなく要件定義からページデザイン、保守運用までサポートしているケースもあります。

    自社に専属のエンジニアやデザイナーがいない場合は、コーディング代行サービスのサポート体制も確認しましょう。

    また、納品後の修正対応についても、コーディング代行サービスごとに差があります。1回までなら無償で修正に対応してくれるケース、何度でも無償で修正に対応してくれるケース、納品後の修正には対応していないケースなど、納品後の修正対応はさまざまです。自社で修正が行えない場合には、納品後の修正対応についても確認することが大切です。

    5-9. WordPressなどのCMSツールの対応可否

    コーディング代行を利用する際のチェックポイントの9つ目は、WordPressなどのCMSツールの対応可否です。

    コーディング代行サービスによっては、WordPressなどのCMSツールの実装に対応している場合があります。依頼するコーディング代行サービスが、対象のサイトで使用するCMSに対応しているかを確認しましょう。

    また、納品前の検証作業の対象となるOSやブラウザ、デバイスについても、サービスごとに異なります。主要なOS・ブラウザ・デバイスでの検証は行われていますが、どこまで対応しているのかを事前に確認することが重要です。

    6. コーディング代行に依頼する流れ

    コーディング代行に依頼する流れは以下の通りです。

    • 打ち合わせと見積もりの依頼
    • データの入稿
    • コーディング
    • クライアントチェックと修正
    • 納品・本番の公開

    それぞれの流れについて詳しく解説します。

    6-1. 打ち合わせと見積もりの依頼

    コーディング代行会社へ打ち合わせと見積もりの依頼をします。

    コーディング代行会社が打ち合わせで発注側の要望や仕様などについてヒアリングを行い、ヒアリング内容をもとに見積もりを提出します。

    より正確な見積もりを出してもらうために、サイトのワイヤーフレームやサイトマップ、ページに掲載する画像・動画のデータなどが求められる場合があります。

    6-2. データの入稿

    入稿する主なデータは以下の通りです。

    • サイトのワイヤーフレーム
    • サイトマップ
    • ページに掲載する画像・動画
    • テキストデータ
    • HTMLコーディング指示書
    • コーディングガイドライン

    6-3. コーディング

    コーディング代行会社が独自に定めたコーディングガイドラインに従ってコーディングが行われます。

    クライアント側が提出したコーディングガイドラインに従いコーディングしてもらう場合は、別途費用が発生する場合があります。

    コーディング代行会社の開発環境でコーディングが行われるため、定期的にコーディングの進捗状況を報告してもらうようにしましょう。

    6-4. クライアントチェックと修正

    コーディング代行会社側でコーディングした内容のテストと検証が完了したら、クライアント側がチェックを行います。発注した内容と異なる点や機能の不具合、デザインのミスなどがあれば、修正を依頼します。

    6-5. 納品・本番の公開

    クライアントチェックと修正が完了したら、納品になります。

    コーディング代行サービスでは、主に以下の納品方法があります。

    • コーディング代行会社のサーバーに格納された圧縮データをダウンロードしてもらう
    • クライアント側のサーバーに直接アップロードする

    サーバーに直接アップロードしてもらうとクライアント側の手間がかかりませんが、サーバー情報の提供などセキュリティ面の問題が発生します。

    7. まとめ

    今回は、コーディング代行のおすすめ企業10社の概要からおすすめポイント、実績、費用について紹介しました。

    コーディング代行を利用するメリット、選び方、利用する際のチェックポイントは以下の通りです。

    利用するメリット人的リソースとコストの削減ができる
    クオリティの高いWEBサイトの構築ができる
    納品スピードを速められる
    選び方技術力、正確性のある企業を選ぶ
    納品までのスピードで選ぶ
    担当者とのコミュニケーションのしやすさで選ぶ
    コーディング代行の実績で選ぶ
    日本のコーティングに精通した企業を選ぶ
    利用する際のチェックポイント1ページの範囲の定義
    コーディングガイドラインの有無
    流し込みページの対応
    ボリュームディスカウント対応
    見積もり内容の詳細と特急料金
    対応可能な納期
    サポート体制の内容
    WordPressなどのCMSツールの対応可否

    コーディング代行の利用を検討している方は、この記事で紹介した企業情報をもとに、自社に合った最適な会社をお探しください。

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