Googleビジネスプロフィールの運用向けシステムの開発
オルグローラボでは自社サービスの開発もおこなっています。
自社開発では企画からリリースまでのすべての工程に参加することで、業務やシステムの知識を深めスタッフのスキルアップを図っています。
MEOアナリティクスとは
MEOアナリティクスは、Googleビジネスプロフィールの一括管理・MEOの効果測定に必要な機能をすべて揃えたシステムです。Googleビジネスプロフィールは複数店舗の情報更新や写真のアップロード・パフォーマンスのデータの管理を一括で操作できないため、多店舗展開している場合は作業工数が多くかかります。 また、多店舗展開していないことでも口コミの返信文の作成や定期的な投稿作業に作業時間が多く発生します。 MEOアナリティクスを導入することで、これらのGoogleビジネスプロフィール運用面の課題や、MEO対策に関する効果測定における課題を解決するために開発されたツールです。
プロジェクトの概要
Googleビジネスプロフィールの運用を効率的におこなえるシステム「MEOアナリティクス」の機能追加、管理画面の全面リニューアルをオルグローラボで担当いたしました。MEOアナリティクスの既存ユーザーからの要望に応えるため、大幅な機能の追加と直観的な操作ができるUI・UXを考慮した画面にリニューアルしたいとリクエストがありました。追加機能は、インスタグラムとの連携やChatGPTとの連携、パフォーマンスデータのレポ―ト出力機能、代理店機能、管理権限機能の追加など多岐にわたり、既存システムの倍以上の機能追加を短期間でおこなうことが要件となっていました。 要望にお応えするため、開発チームとデザインチームが企画段階から参加し、プロジェクト管理・画面設計・開発までを一貫してオルグローラボでおこないました。 その後の機能追加の開発・実装、保守運用までオルグローラボがワンストップで対応しています。
プロジェクトの課題
・デザインから実装まで一貫してプロジェクトを進行できる人材の不足 ・UI・UXを考慮した画面設計、遷移設計をおこなえる人材の不足 ・営業からの機能に対するアイディアを具体的な開発計画におとし込める人材の不足 ・開発リソースの不足
プロジェクトの進行
MEO アナリティクス 営業開発顧問生田さんよりリニューアルプロジェクトについてお伺いしました。
MEOアナリティクスの開発に至った経緯を教えてください。
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生田氏
既存のクライアントからMEOアナリティクスの操作性や必要な機能についてアンケートをおこなった結果、使いづらい点やGoogleビジネスプロフィールの運用面でさらに作業工数を削減できる機能があることが分かりました。当初は既存システムに対して機能を追加していく予定でしたが、要望の多い機能を追加するには、システムを根本から見直す必要があることが判明しました。また、既存のUIのまま機能を追加した場合、操作方法が複雑になることが想定されたため、機能追加に合わせてUI・UXの改修が必要と判断しリニューアルをおこなうことにしました。
自社でのシステム開発について感じられていた課題はありましたか
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生田氏
自社でシステム開発をおこなう場合、一般的な課題としてスキルや知識をもつ人材の確保が必要です。また、自社開発の場合は作業工数やスケジュールの管理なども社内でやる必要があるため、開発全般を取りまとめられる優秀なエンジニアが居ない場合は、さまざまな問題が発生する可能性があります。その点、オルグローラボでは10年以上の開発経験をもつブリッジエンジニアが在籍しているため、フロントエンドからバックエンド、デザインチームを取りまとめながら開発を進められます。
リニューアルプロジェクトを振り返っての感想をお聞かせください
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生田氏
専門知識を持つチームを編成し、慎重に計画を立て、段階的に実施することが必要でした。既存のシステムとの互換性を確保しつつデータの移行を行うことは本当に大変だったと思いますが、PMの方の取り仕切りがとても良かったので信頼していました。リニューアルの成果として、古いデザインからより直感的なインターフェースを実装することができました。大きなプロジェクトでしたが、とても良い結果となりました。
今後のサービス展開についての展望を聞かせください
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生田氏
今後は、より利便性の高いツールにするために、細かい機能の追加や競合他社のシステムにはない機能の追加を予定しています。また、Googleビジネスプロフィールの運用だけではなく、Yahoo!プレイスやその他地図アプリのプラットフォームも含めて一元管理ができるように機能追加をおこなっていく予定です。MEOアナリティクスは操作性の良さを何よりも重要視しているため、機能が追加されてもすぐに使いこなせるツールで有り続けるためにUIやUXについても改修を続けていく予定です。