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オフショア開発で苦い経験がありながら、ラボ型オフショア開発サービスの導入を決めた理由とは?

クライアント

株式会社サイドスリー

取締役 白石様

株式会社サイドスリー様は、神戸を拠点に全国にクライアントを持つWeb制作会社です。
10年ほど前、他社のオフショア開発を利用した際は、サービスに対してあまり良い印象がなかったと、取締役の白石氏はお話されました。
あらためてオフショア開発を利用することになったきっかけや、オルグローラボのサービスを利用し事業領域を広げていきたいという、今後の展望についても詳しく伺いました。

オフショア開発に対するスキル面、サポート面への不安は、オルグローラボのサービスで解消された。

ー他社のオフショアサービスを利用されていた経験があるそうですが、今回オルグローラボのサービスをご契約いただくことになったきっかけを教えてください。

  • 白石氏

    創業したばかりの10年ほど前に、1度オフショア開発サービスを利用していました。 当時は会社の規模も小さくほとんどの作業を外注していましたが、委託先のひとつとして中国へのオフショア開発サービスを契約してみたんです。ただ、当時は技術的にまだ日本のレベルには追いついていませんでしたし、なにより言葉の壁が厚かった。基本的に英語か中国語でやり取りをしなくてはならず、サポート体制も整っていなかったので最終的に現地まで行って打ち合わせをしました。

    そういう経緯があったので、オフショア開発にはあまり良いイメージがなかったのですが、3年ほど前から社内で人手不足になる場面も多く、外注先をいろいろと探している際にオルグローラボを知りました。それから営業の方が定期的にコンタクトを取ってくださり、実際に契約したのは2023年の初め頃ですね。当初、何社か候補がありましたが、オルグローラボの営業の方が非常に丁寧に説明してくださったことと、主にサポート体制に魅力を感じ、契約に至りました。

人手不足で断っていたかもしれない案件も、安心して受注できるようになった。

ーラボ型オフショア開発をご利用いただくことのメリットは、どのようなところでしょうか?

  • 白石氏

    今は1名の方と契約していて、主にコーディングやそれ以外の細かい作業をお願いしています。あと1人社員がいればできるけどどうしようか、という作業を気軽に振ることができるというところにメリットを感じています。

    当初不安だったエンジニアのスキル面もまったく問題ないですし、コミュニケーションについても翻訳ツールや通訳の方のサポートによりスムーズに行えています。もちろん国内へ外注したり派遣社員の方を雇ったりするという手段が取れれれば、より良いとは思いますが、オルグローラボのサービスであればコストを半分以下に抑えることができますからね。気軽に作業を振ることができる先ができたので、これまでの人員であれば断っていたかもしれない案件を安心して受注できるようになりました。

    あとは例えば、新たに社員を採用しようとしても、コストに見合った人材を雇うことができるかという不安がありますよね。本当にスキルがあるのか、社内の雰囲気に馴染めるのかというのは、入社してからでないとわからないのでリスクを伴います。その点、オルグローラボのサービスであればきちんと学ばれたエンジニアの方が在籍していますし、現地エンジニアの皆さんは仕事に対する姿勢が非常に熱心なので、かけたコストが無駄にはならないという点も非常にいいなと思っています。

オフショア開発で失敗した経験がある企業にこそ勧めたい、オルグローラボのサービス。

ーオルグローラボのサービスはどういった企業におすすめできるサービスだと思いますか?

  • 白石氏

    1度オフショア開発サービスを利用してみたけど、あまりうまくいかなかったという経験がある企業にこそ勧めたいですね。うまくいかない原因は主にコミュニケーションやスキル面だと思うのですが、そういった部分は解消されていますし、加えてサポート体制も充実しています。

    利用する側として必要になってくることは、ディレクションのスキルがある人材が社内にいるところでしょうか。ラボ型オフショア開発サービスは、プロジェクトの概要を投げて自由に作ってもらうというものではなく、あくまでこちらからの指示通りに作業をしてもらうというサービスだと思うので、意図が明確に伝わる指示書の作成が肝になってきます。このスキルが社内にないと、サービスの良さを最大限引き出せないのではないかと思いますね。

    また、現在フリーランスのエンジニアは非常に増えていますが、法人以外はお付き合いしづらいと思っている企業も多いのではないでしょうか。私たちも会社の規模が大きくなるにつれてクライアント数も増えてきた一方で、サービスの質も担保したいと思うと、いきなりフリーランスの方に依頼をすることに抵抗があります。技術面や納期を本当に守れるのかというところも、なかなか安心できませんからね。できるだけコストを抑えたいけれど、フリーランスに発注するのは不安という企業にもオルグローラボのサービスは合っていると思います。

ー最後に、今後の目標を教えてください。

  • 白石氏

    ディレクターの人数も増えてきたのでそれぞれチームを持ってもらい、チーム単位で業務にあたるよう組織を改編しているところです。現在オルグローラボのサービスで契約しているエンジニアは1名ですが、うちのチームにもほしいという声が上がれば、契約人数を増やすことも視野に入れています。

    会社としては、現在メインの事業であるWeb構築に加えて、マーケティング分野にも事業の領域を広げていきたいと思っています。もちろんこれまでよりも社員のやることが増えるということになりますが、そこはオルグローラボのサービスを利用することで社員の負担軽減、さらにはスキルアップを図り、よりクライアントの要望を実現することのできる会社へと成長していきたいです。