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2024.07.25

サブスク型システム開発(受託開発)おすすめ企業8選!利用するメリットや費用を比較

サブスク型システム開発(受託開発)おすすめ企業8選!利用するメリットや費用を比較

「サブスク型システム開発企業」をお探しではないでしょうか。
本記事では、サブスク型システム開発のおすすめ企業8社の概要からおすすめポイント、実績、費用まで詳しく紹介します。
サブスク型システム開発の費用相場や利用するメリット・デメリット、向いているプロジェクト、選ぶポイントについても解説しています。
サブスク型システム開発会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

    1. サブスクリプション(サブスク)型システム開発とは

    サブスクリプション(サブスク)型システム開発とは、発注者側が自社の都合に合わせて開発時間を選択できるサービスです。ラボ型開発と表現するケースもあります。月ごとに開発時間を変更したり、特定の月だけ開発時間を追加したりすることも可能です。

    請負型開発の場合は納品後に報酬を支払うため、納期にまとまった金額を用意しておく必要があります。一方、サブスクリプション(サブスク)型システム開発は月額制のため、毎月の予算編成を計画的に行えます。契約時に選択したプランに応じて毎月費用を支払う契約のため、仕様の変更や追加があった場合でも、追加の費用が発生することはありません。

    ラボ型開発・請負型開発については、下記の記事で詳しく解説しています。

    ラボ型開発とは?請負契約との違いとメリットを解説

    2. サブスク型システム開発サービス8選

    サブスク型システム開発サービスを提供するおすすめの会社は以下の8社です。

    1. オルグローラボ株式会社
    2. シナゲート株式会社
    3. 株式会社ESP
    4. 株式会社CRドットアイ
    5. 株式会社Lbose
    6. アレム株式会社
    7. 株式会社プロズサービス
    8. NOVEL株式会社

    それぞれの企業の概要からおすすめポイント、実績、費用まで詳しく紹介します。

    2-1. オルグローラボ株式会社

    サービスサイトはこちら

    オルグローラボ株式会社は、HTML、CSS、JavaScriptといったフロントエンド制作に強みを持つ、ベトナムのラボ型オフショア開発会社です。

    オススメのポイント

    • 業務システムからWEBアプリケーション開発までさまざまな開発実績
    • スタッフの給与公開による透明性のある料金体系
    • 高品質かつコストパフォーマンスに優れたサービス

    会社名オルグローラボ株式会社
    URLhttps://allgrow-labo.jp/
    TEL03-5784-4330
    本社所在地東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 6階
    設立年2014年
    事業内容【ラボ型オフショア開発事業】
    ソフトウェア開発、Web開発、モバイルアプリ開発、
    WEB制作、ECサイト構築、業務系システム開発、
    各種運用保守、QA(品質保証)など
    【コーディングスクール事業】
    【エンジニア採用支援事業】
    価格感PHPプログラマー:約230,000円/月~
    HTMLコーダー:約175,000円/月~
    Reactエンジニア:約290,000円/月~
    ※詳細はお問い合わせください

    2-2. シナゲート株式会社

    シナゲート株式会社は、WEBシステムに特化した開発やレスポンシブデザイン・更新性の対WEBサイトの制作を行う企業です。月額13万円から利用できるサブスク型システム開発サービス、「月額定額制システム開発」を提供しています。

    開発事例
    ・不動産 マッチングサイト構築&顧客管理システム
    ・買取サイト構築&顧客管理システム
    ・越境ECサイトの構築
    ・コーポレートサイトの構築

    オススメのポイント

    • 自社でシステムエンジニアを雇用する必要がない
    • 開発工数に応じた定額制
    • 開発工数の範囲内で柔軟に対応
    会社名シナゲート株式会社
    URLhttps://www.synergate.co.jp/system_div/flat-system/
    https://www.synergate.co.jp/
    TEL03-6413-7735
    本社所在地東京都千代田区東神田3-6-6 メビュウス高島 2F
    設立年2006年
    事業内容Webシステム開発・Webサイト制作事業
    システム要件定義/設計/開発
    コンサルティング/プランニング
    Webサイト分析
    SEO・SEM
    Webコンテンツ制作
    Webサイトマネジメント
    Webアプリケーション開発
    サーバ管理
    サポート業務
    価格感Minimumプラン:月額13万円 20時間/月
    Lightプラン:月額28万円 40時間/月
    Standardプラン:月額52万円 80時間/月
    Premiumプラン:月額96万円 160時間/月
    ※詳細はお問い合わせください

    2-3. 株式会社ESP

    株式会社ESPは、2016年に設立された、業務システム開発やWebシステム開発、クラウドインフラ構築、スマホ・タブレットアプリ開発を行う企業です。お客様の都合に合わせて開発時間を選択できる「月額定額サブスク型システム開発」を提供しています。

    オススメのポイント

    • 開発規模や予算に合わせてプランを選択できる
    • サブスク型なので追加の費用が発生しない
    • ヒアリングから開発、保守まで対応
    会社名株式会社ESP
    URLhttps://es-p.jp/business/flatrate-development/
    TEL
    本社所在地東京都千代田区岩本町1-14-5 アクタス岩本町3F
    設立年2016年
    事業内容業務システム開発
    Webシステム開発
    クラウドインフラ構築
    スマホ・タブレットアプリ開発
    月額定額サブスク型システム開発
    サポートデスク
    IT事務
    IT基礎研修
    プログラミング研修
    動画制作・編集
    価格感エコノミープラン:20時間 140,000円
    ライトプラン:40時間 270,000円
    ベーシックプラン:80時間 520,000円
    プラチナプラン:160時間 950,000円
    ※詳細はお問い合わせください

    2-4. 株式会社CRドットアイ

    株式会社CRドットアイは、スマートフォンアプリ開発やソフトウェア開発、エンジニア派遣サービスを展開している、2005年に設立された企業です。エンジニアを新たに雇用する余裕がないお客様の課題を解決できるサブスク型開発・保守サービス「Bizっとプラス」を提供しています。

    オススメのポイント

    • お客様の開発内容や予算に応じてコースを選択できる
    • 専属スタッフが質問に何度でも回答
    • コミュニケーションツールによるリモートでのサポート
    会社名株式会社CRドットアイ
    URLhttps://crdoti.co.jp/lp/bizplus/
    https://crdoti.co.jp/
    TEL03-6284-2120
    本社所在地東京都台東区台東1-1-14 D’s VARIE秋葉原ビル5階
    設立年2005年
    事業内容エンジニアリングサービス事業
    DX事業
    ソフトウェア開発事業
    インフラ事業
    サブスクリプション事業
    コンサルタント事業
    スマートフォン事業
    価格感開発料金
    スタンダード:30時間 20万円/月~
    デラックス:60時間 40万円/月~
    ※詳細はお問い合わせください

    2-5. 株式会社Lbose

    株式会社Lboseは、新規事業開発支援サービス「ATTEND biz」を展開する、2017年創業のスタートアップ企業です。月額制のアプリ・システム開発サービス「ATTEND biz」は、フリーランスのデザイナー・エンジニアを活用することで低価格を実現しています。

    開発実績
    ・地方企業の複業に特化したダイレクトスカウトサービス「チイキズカン」
    ・デジタルチラシ配信サービス「BookLink」
    ・副業・転職マッチングプラットフォーム「Kasooku(カソーク)」

    オススメのポイント

    • 開発のフェーズに最適なメンバーを柔軟に編成できる
    • 新規事業に特化することで蓄積したノウハウ
    • 経験豊富なプロダクトマネージャーによるサポート
    会社名株式会社Lbose
    URLhttps://attendbiz.jp/
    https://www.lbose.co.jp/
    TEL
    本社所在地熊本県熊本市中央区安政町4-14
    設立年2017年
    事業内容新規事業開発支援
    月額制システム開発
    Web・クリエイティブ制作
    価格感要問合せ

    2-6. アレム株式会社

    アレム株式会社は、WEB制作やシステム開発、アニメーション制作などさまざまな領域の開発を支援する企業です。高品質な開発環境を格安で提供するサービス「バンク・オブ・エンジニア」を展開しています。

    開発実績
    ・キャンペーンサイトの制作
    ・輸送コンテナ予約
    ・ERPシステム制作

    オススメのポイント

    • 1か月単位、1名から利用できる
    • 厳正なテストを合格したエンジニアによるチーム編成
    • 実績豊富な日本人エンジニアによるダブルチェック
    会社名アレム株式会社
    URLhttps://alem.co.jp/lp/
    https://alem.co.jp/
    TEL
    本社所在地東京都港区高輪3-25-29 THE SITE 2F
    設立年2019年
    事業内容オフショア開発及びオフショア開発支援事業
    WEB制作及びシステム開発事業並びにアプリケーション開発事業
    DTP及び3Dアニメーション制作及び3Dプリンターデータ制作事業
    インフラ構築事業
    翻訳及び通訳事業
    価格感月額 1名15万円~
    ※詳細はお問い合わせください

    2-7. 株式会社プロズサービス

    株式会社プロズサービスは、生命保険会社のシステム開発を中心に、提案から開発・運用までワンストップで提供できる企業です。月額定額料金でシステム開発・保守サービスを提供する「システム開発のサブスク型サービス」を展開しています。

    開発実績
    ・基幹系システム開発
    ・保険代理店における保守・運用サポート
    ・地方自治体における保守・運用サポート

    オススメのポイント

    • 月額固定費用なので追加の費用が発生しない
    • 要件定義からサポート
    • 生命保険システム開発で培ったノウハウ
    会社名株式会社プロズサービス
    URLhttps://www.pros-service.co.jp/
    TEL
    本社所在地東京都品川区上大崎2-15-19MG目黒駅前ビル823
    設立年2008年
    事業内容生命保険、損害保険会社のシステム開発及び運用
    官公庁システムの開発及び運用
    受託によるシステム開発及び運用
    価格感要問合せ

    2-8. NOVEL株式会社

    NOVEL株式会社は、専属の開発チームでアジャイル開発を実施する月額制アジャイル開発サービス「テックユニット」を展開する企業です。

    開発実績
    ・新規事業におけるプロジェクトチーム立ち上げ
    ・エンジニア個別のアサイン
    ・既存システム保守運用の引き継ぎ

    オススメのポイント

    • 企画・要件整理からシステム運用までワンストップで対応
    • 独自基準によって厳選された優秀なエンジニアをアサイン
    • 開発スピードに応じてリソースの拡張・収縮が可能
    会社名NOVEL株式会社
    URLhttps://n-v-l.co/service/techunit
    https://n-v-l.co/
    TEL
    本社所在地東京都中央区銀座1-15-4銀座1丁目ビル7階
    設立年2019年
    事業内容・生成AIコンサルティング/開発支援
    ・AIライティングサービス「SAKUBUN」
    ・AI人材育成/研修
    ・月額制アジャイル開発「テックユニット」
    価格感プロダクトマネージャー:30万円/月〜
    エンジニア:40万円/月〜
    ※詳細はお問い合わせください

    3. サブスク型システム開発の費用相場

    サブスク型システム開発の費用相場は、月間の作業時間が20時間で13〜15万円程度です。月間の作業時間や契約期間が長くなるごとに、10〜20%ほど単価が下がるケースもあります。

    【前項で紹介した企業のサブスク型システム開発の費用比較】

    サブスク型システム開発費用
    シナゲート株式会社Minimumプラン:月額13万円 20時間/月
    Lightプラン:月額28万円 40時間/月
    Standardプラン:月額52万円 80時間/月
    Premiumプラン:月額96万円 160時間/月
    株式会社ESPエコノミープラン:20時間 140,000円
    ライトプラン:40時間 270,000円
    ベーシックプラン:80時間 520,000円
    プラチナプラン:160時間 950,000円
    株式会社CRドットアイスタンダード:30時間 20万円/月~
    デラックス:60時間 40万円/月~
    NOVEL株式会社プロダクトマネージャー:30万円/月〜
    エンジニア:40万円/月〜

    たとえば、株式会社ESPの場合だと月間の契約時間が20時間の場合は1時間あたり7,000円です。一方、月間の契約時間が160時間になると1時間あたり約5,900円とリーズナブルに利用できます。

    サブスク型システム開発では、オフショア開発を採用することで開発単価を抑えている企業がほとんどです。

    オフショア開発とは、人件費の安い海外のエンジニアを活用することで、コストを抑えて開発を進める開発手法です。システム開発やソフトウェア開発、スマホアプリ開発の費用の大半をエンジニアの人件費が占めており、慢性的にエンジニアが不足している日本で開発を行うとトータルコストが高額になる傾向にあります。一方、中国やインド、ベトナムなどのアジア諸国では日本と比べてエンジニアの人件費が安く、開発コストを抑えることが可能です。

    サブスク型システム開発を行う企業は、オフショア開発を行うことでエンジニアの人件費を抑えて開発を行っています。

    オフショア開発の費用については、下記の記事で詳しく解説しています。

    オフショア開発の費用とは?人件費相場を地域別に解説

    4. サブスク型システム開発を利用するメリット

    サブスク型システム開発を利用するメリットは大きく以下の5つです。

    • 登録・解約の自由度が高く必要な期間のみ契約が可能
    • 月額契約のため支出管理がしやすい
    • 人件費・採用コストが抑えられる
    • 社内リソース不足に対応できる
    • 初期費用が抑えられる

    それぞれのメリットについて詳しく解説します。

    4-1. 登録・解約の自由度が高く必要な期間のみ契約が可能

    サブスク型システム開発を利用するメリットの1つ目は、登録・解約の自由度が高く必要な期間のみ契約が可能なことです。

    請負型開発の場合、契約時に仕様や納期、開発費用を定めて開発を行うため、開発途中で解約すると違約金が発生します。

    一方、サブスク型システム開発は、発注側が自社の都合に合わせて毎月の開発時間を自由に選択できる契約形態です。月ごとに開発時間を変えたり、開発がある程度進んだ段階で解約したりもできます。ただし、一部のサブスク型システム開発では最低利用期間が定められており、最低利用期間中に解約すると違約金が発生するケースもあります。

    4-2. 月額契約のため支出管理がしやすい

    サブスク型システム開発を利用するメリットの2つ目は、月額契約のため支出管理がしやすいことです。

    請負型開発の場合は、納品後に報酬を支払うため納期にまとまった金額を用意しておく必要があります。

    一方、サブスクリプション(サブスク)型システム開発は契約時に選択したプランに応じて毎月費用を支払う契約のため、支出管理がしやすいです。仕様の変更や追加があった場合でも、追加の費用が発生することはありません。

    4-3. 人件費・採用コストが抑えられる

    サブスク型システム開発を利用するメリットの3つ目は、人件費・採用コストが抑えられることです。

    開発を自社で内製する場合、外部からエンジニアを確保するか、自社スタッフが開発技術を身につける必要があります。外部からエンジニアを確保する場合はエンジニアと雇用契約を締結するため、人件費・採用コストが増加します。また、自社スタッフが開発を行う場合は、スタッフへの教育や研修が必要です。開発を行う分、本来の業務がおろそかになってしまう恐れもあります。

    一方、サブスク型システム開発を利用すれば、上記のようなエンジニアの人件費や採用、教育コストは必要ありません。毎月サブスク型システム開発へ費用を支払うだけで、開発を進められます。

    4-4. 社内リソース不足に対応できる

    サブスク型システム開発を利用するメリットの4つ目は、社内リソース不足に対応できることです。

    システム開発やソフトウェア開発では、要件定義から計画、設計、実装、テストまで複数の工程で人材を確保する必要があります。社内のリソースが不足している場合、期日までにリリースできなかったり、満足できるクオリティに達しなかったりするかもしれません。

    一方、サブスク型システム開発を利用すれば、社内のリソースが不足している場合でも、開発に必要な分だけのリソースを確保することが可能です。新たにエンジニアを雇用する必要はなく、自社スタッフの業務を妨げることもありません。

    4-5. 初期費用が抑えられる

    サブスク型システム開発を利用するメリットの5つ目は、初期費用が抑えられることです。

    開発を自社で内製する場合、外部からエンジニアを確保して開発を行う場合は、エンジニアの人件費や採用コストなど高額な初期費用が発生します。また、請負型開発の場合は納品後に報酬を支払うため、納期にまとまった金額を用意しておく必要があります

    一方、サブスク型システム開発を利用する場合は、開発にかかる費用は毎月支払う費用のみです。月額制のため、仕様の変更や追加が発生した場合でも支払う費用は変わりません。ただし、契約した開発時間だけしかエンジニアを確保できないため、予定していた期日までにリリースできなかったり、トータルコストが膨れ上がる恐れがあります。

    5. サブスク型システム開発を利用するデメリット

    サブスク型システム開発を利用するデメリットは大きく以下の2つです。

    • 契約期間中は利用がないときも費用が発生する
    • トータルコストが高くなる場合がある

    それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

    5-1. 契約期間中は利用がない時も費用が発生する

    サブスク型システム開発を利用するデメリットの1つ目は、契約期間中は利用がない時も費用が発生することです。

    サブスク型システム開発では、事前に開発時間を決めて契約を締結します。費用は選択した開発時間に応じて発生するため、開発時間内であればエンジニアを自由に使えますが、逆に利用しなかった場合でも支払う費用は変わりません。つまり、契約期間中に開発時間のすべてを消化できなければ、支払った費用の一部が無駄になってしまうということです。月ごとに開発時間を変更したり、特定の月だけ開発時間を追加することは可能なため、計画的に開発時間を選択しましょう。

    5-2. トータルコストが高くなる場合がある

    サブスク型システム開発を利用するデメリットの2つ目は、トータルコストが高くなる場合があることです。

    サブスク型システム開発は発注側にエンジニアの提供を受けることが目的であり、請負型開発のように開発による成果物を納品してもらうことが目的ではありません。どれだけサブスク型システム開発を利用したとしても毎月支払う費用は変わりませんが、エンジニアの提供を受けられるのは契約時に選択した開発時間までです。開発が完了するまでの期間が長くなるほどサブスク型システム開発へ費用を支払う期間も長くなるため、リリースする段階で当初予定していた予算よりも費用が膨れ上がっているかもしれません。

    毎月支払う費用よりトータルコストを重視して開発する場合は、請負型開発サービスの利用を検討することをおすすめします。

    6. サブスク型システム開発が向いているプロジェクト

    サブスク型システム開発が向いているのは、以下のようなプロジェクトです。

    • 完成した製品を改良するためのプロジェクト
    • 短期間で製品をリリースするためのプロジェクト
    • 開発する製品の要件定義が明確ではないプロジェクト
    • ユーザーの意見を反映するためのプロジェクト

    サブスク型システム開発では、開発手法として主にアジャイル開発が採用されています。

    アジャイル開発とは、システムやソフトウェア開発において主流になっている、短期間でリリースすることを目的とした開発手法です。

    大きなサイクルで開発を進めるのではなく、要件定義から計画、設計、実装、テストまでを短い期間で何度も繰り返し行います。

    アジャイル開発のメリット・デメリットは以下の通りです。

    メリット仕様の変更や追加に対応しやすい
    不具合の発見・解消がしやすい
    ユーザーの意見を取り入れやすい
    デメリットシステムの方向性が定まりづらい
    開発期間を予測しづらい
    進捗状況を把握しづらい
    納期に大幅な遅れが出てしまう恐れがある
    開発費用が予想以上に膨れ上がる可能性がある

    アジャイル開発については、下記の記事で詳しく解説しています。

    アジャイル開発とは?オフショア開発への効果と有効性を解説

    7. サブスク型システム開発を選ぶポイント

    サブスク型システム開発を選ぶポイントは大きく以下の3つです。

    • 開発スタイルが自社の開発にあっているか
    • エンジニアの実績とノウハウで選ぶ
    • コミュニケーション手段で選ぶ

    それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    7-1. 開発スタイルが自社の開発にあっているか

    サブスク型システム開発を選ぶポイントの1つ目は、開発スタイルが自社の開発にあっているかです。

    システムやソフトウェア、スマホアプリ、WEBアプリなどの開発スタイルには、ラボ型開発と請負型開発の2種類があります。ラボ型開発と請負型開発にはそれぞれメリット・デメリットがあり、向いている開発が異なります。自社の開発にマッチしていない開発スタイルを選択すると、トータルコストや開発期間が増加したり、期待していたクオリティの製品にならなかったりするかもしれません。

    ラボ型開発と請負型開発のメリット・デメリットは以下の通りです。

    メリットデメリット
    ラボ型開発自社でエンジニアを雇用する必要がない
    仕様の変更や追加を行いやすい
    自社に開発ノウハウが蓄積される
    エンジニアとのコミュニケーションが必要
    成果物に対して自社が責任を負う必要がある
    開発していない期間も費用が発生する
    請負型開発エンジニアや開発の進捗を管理する必要がない
    開発に対する手間や人的リソースを削減できる
    要件定義を明確にしておく必要がある
    仕様変更や追加の対応が難しい
    成果物のクオリティが依頼する開発
    会社の技術力に左右される

    上記のメリット・デメリットを確認したうえで、自社の開発にマッチした開発スタイルを選択しましょう。

    7-2. エンジニアの実績とノウハウで選ぶ

    サブスク型システム開発を選ぶポイントの2つ目は、エンジニアの実績とノウハウで選ぶことです。

    システムやソフトウェア、WEBアプリケーションの開発では、それぞれ異なる開発言語やフレームワークが使用されます。エンジニアごとに得意とする開発言語やフレームワークが異なり、開発実績もさまざまです。

    自社の開発で必要な開発言語やフレームワークを不得意とするエンジニアや開発実績が少ないエンジニアだと、開発がスムーズに進まなかったり、満足できる品質にならなかったりする恐れがあります。サブスク型システム開発を選ぶ際は、提供を受けるエンジニアが自社の開発で必要な開発言語やフレームワークに関する技術力や実績が十分なのかを確認しましょう。

    7-3. コミュニケーション手段で選ぶ

    サブスク型システム開発を選ぶポイントの3つ目は、コミュニケーション手段で選ぶことです。

    サブスク型システム開発では、主に電話やメール、チャットツール、WEB会議ツールなど非対面のコミュニケーション手段を採用しています。打ち合わせのたびに担当者がクライアントの事務所へ訪問すると、開発コストが増加するためです。自社にとって都合の良いコミュニケーション手段が用意されているか、どのくらいの頻度でコミュニケーションが取れるのかを確認しておきましょう。

    8. まとめ

    今回は、サブスク型システム開発のおすすめ企業8社の概要からおすすめポイント、実績、費用について紹介しました。

    サブスク型システム開発の利用するメリット・デメリット、選ぶポイントは以下の通りです。

    利用するメリット登録・解約の自由度が高く必要な期間のみ契約が可能
    月額契約のため支出管理がしやすい
    人件費・採用コストが抑えられる
    社内リソース不足に対応できる
    初期費用が抑えられる
    利用するデメリット契約期間中は利用がない時も費用が発生する
    トータルコストが高くなる場合がある
    選ぶポイント開発スタイルが自社の開発にあっているか
    エンジニアの実績とノウハウで選ぶ
    コミュニケーション手段で選ぶ

    サブスク型システム開発の利用を検討している方は、この記事で紹介した企業情報をもとに自社に合った最適な会社をお選びください。

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